飲食店の店長として、精いっぱい働いてきました。しかし、コロナ禍も相まって業績は悪化の一途をたどる一方。「なぜ?」「何をすればいいの?」答えが見えず、八方ふさがりだったのです。
入院が転機になった
そんな中、子宮の手術で入院することになったのを機に、神の教えを学び始めました。ベッドで開いた『友輝25』。「奉仕する=to give back 与えられたものを返す」という解説が心にストンと落ちました。サービス業ゆえに、当然おもてなしは心掛けていましたが、私は「お客さまに与えている」と、どこか上から目線だったのです。しかし、考えてみれば、私の方こそ、お客さまの「おいしかった」「ありがとう」の言葉や笑顔に、元気を頂いていました。「感謝」を胸に仕事に取り組もう。一筋の光明を見いだした思いでした。
受け止められた苦言
やる気満々で職場復帰! ところが、早くも壁にぶつかってしまいました。会議に出席すると、店の感染症対策で、「効率が悪い!」と苦言を呈されたのです。
教えを学ぶ前の私だったら、「お客さまのためにやっていることです!」と、すぐ反論していたかもしれません。しかし、この時は冷静に受け止め、上司の話の続きを聞けたのです。私のやり方が、結果的に店の回転をかなり悪くしていたと分かり、新たな対策を取ることになりました。「私にとっての正義が、全体にとっての正義とは限らない」大きな気付きを得た出来事です。
実行したら変化が
この一件以来、スタッフにも「考えを押し付けないこと」を意識しています。相手を否定せず、話に最後まで耳を傾けるように心掛けたのです。ささいなことかもしれませんが、確実にスタッフも生き生きしてきました。
先日、バイトの方が、お客さまから「笑顔がすてき」とお褒めの言葉を頂き、まるで自分のことのようにうれしかったです。同時に、スタッフ一人一人がおもてなしの醍醐味を味わえるように、店長として心を尽くすのが、私の務めと胸に刻みました。
学び始めてから数カ月。気が付けば、業績も半分改善していました。母は、私のことを「優しくなった」と言ってくれ、私も変わった手応えがあります。心の中にピキッとした軸ができました!
神示で確認 「喜び」の仕組み
神示「真理」に悟りを深め 日々「生きる」心の支えにしてごらん
自然と我が「任」と「立場」が見えてきて 縁を生かす心の動きが取れる
『友輝25』27ページ
神示で確認 「喜び」の仕組み
神示「真理」に悟りを深め
日々「生きる」
心の支えにしてごらん
自然と
我が「任」と「立場」が見えてきて
縁を生かす心の動きが取れる
『友輝25』27ページ