No. 570

「結婚はもうこりごり」が
「またあなたと夫婦に」へ
(長野県MT/50代女性/製造業)

前夫は暴力を振るう人で、悩んだ末に離婚しました。その後出会った今の夫は、明るくて優しい人でした。「この人なら、私を仕合せにしてくれる」と思って再婚。ところが、いざ一緒に生活すると、短気で頑固なところばかりが気になって、イライラの毎日。気が付くと同じことを繰り返しそうな人生が見え、「なぜ私ばかり?」と、孤独にもだえる自分がいました。

受け身だった自分に気付いて

私の硬い殻を破ってくれたのは、近所の信者さんに誘われて、神の館に行くようになったこと。楽しみと思うまでになりました。教えを学ぶと、何かしら気付くことがあるのです。夫と楽しく過ごしたいのに、それができない…。根にあったのは、「夫に仕合せにしてもらう」とただただ受け身で、歩み寄りの“あ”の字もなかった小さな心です。「何をしたら夫に喜んでもらえるか、気付けるようになりたい」「優しい妻になりたい」と神に願うようになりました。

夫に留守番を頼んで、外出した時のこと。「喜んでくれたらいいな」と思いながらお土産を買って帰ると、満面の笑顔を見せてくれたのです。「こんなことで?」と驚きつつも、相手を思う気持ちが伝わったのだと思いました。何より会話が弾むようになったのです。

短気で頑固な夫のはずが…

最近では、夫がご飯を作ってくれることもあります。そればかりか、働いている私の体を心配して「予定を詰めすぎるなよ」などと、気遣ってくれるのです。あれ? 夫が優しい? 「夫が優しくなった」のではなく、「夫の優しさに気付ける私になれた」のだと思います。

ある日、夫が亡き両親のことで、「もっと親孝行しておけばよかった」と話し掛けてきました。もともと夫は弱音など吐かない人。初めて胸の内を明かしてくれた気がしました。気持ちに寄り添いながら話を聞いていると、「お前が親の面倒をよく見てくれたこと、今でも感謝しているよ」と言ってくれ、込み上げるものがありました。

私も、夫に本心を伝えました。「生まれ変わっても、またあなたと一緒に暮らしたい」私からのプロポーズに、夫は驚いていましたが、照れくさそうに笑っていて、うれしかったです。

「結婚はもうこりごり」だった私の口から、こんな言葉が出る日が来るなんて、自分でもビックリです。ようやく手にした「夫婦の和」これからも大切にしていきます。

神示で確認 「喜び」の仕組み

――仕合せの基は 和のある家庭――
 この一言「真理」心に留めて 人生歩む二人であれ
 出会いに感謝し 思い(愛)を深めるほどに 「生きる」喜びが広がってゆく
 支え 補う気持ちを忘れてはいけない
「家庭」が育む和心が 「真理」に生きる人をつくってゆく
 家族の心重なり合うほど 真の「仕合せ」 我が家に根付くと申す

『真実の光・神示 平成23年版』115ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

――仕合せの基は 和のある家庭――
 この一言「真理」心に留めて
    人生歩む二人であれ
 出会いに感謝し
  思い(愛)を深めるほどに
    「生きる」喜びが広がってゆく
 支え 補う気持ちを忘れてはいけない
「家庭」が育む和心が
  「真理」に生きる人をつくってゆく
 家族の心重なり合うほど
    真の「仕合せ」
      我が家に根付くと申す

『真実の光・神示 平成23年版』115ページ(中略あり)