No. 550

神の教えは人生の道しるべ
何があっても生き抜く力が
(横浜市TK/60代男性/団体職員)

神との出会いは1歳の時。ごく自然と教えを学び、神に祈願していました。振り返ると、数えきれないお守りの中で今があります。6年前のくも膜下出血もそうでした。

医師が驚くほどの回復が

1月の朝、出勤前に倒れ、集中治療室に17日間入りました。医師には「助かっても一生寝たきり」と言われたそうです。一命は取り留めたものの、体は動かせず、さらに、会話や読み書きもできなくなりました。失語症です。それでも、心が折れなかったのは、どんな時も神に守られてきたという、強い確信があったからです。

リハビリでの一番の思い出は、絵を見てその名前を書くトレーニングです。「飛行機」という言葉が出ない私。若い言語聴覚士の先生が教えてくれた答えは、「ヘリコプター」。「あれ?」と思いましたが、そのまま書きました。「気遣い」という最高の脳トレができたと思っています。

日に日に回復していく私を、医師は不思議がっていました。今も右半身にまひはありますが、手足は自由に動かせ、失語症も少しずつ回復しています。

神示で変わる人生の見え方

「見方を変えて『人生』をゆく。心の動きは安定し、心で感じて、気持ちに入ること(物事)が多くなる」
いつも心に留めている神示です。今の私は、会話するとき、頭の中で言葉を探し、ゆっくり口に出すのがやっとです。簡単な掛け算も自信がなく、得意だった暗記もできません。しかし、この神示からは、できなくなったことを悔やむのではなく、「今できることがいっぱいある」と、前向きな心を頂けるのです。

入院中、多くの方が来てくれたそうですが、実は私が覚えているのは家族だけ。退院した今、あらためて特別な存在と感じます。力仕事はできなくても、心を支えることなら、いくらでもできます。家族の話に耳を傾け、思いを受け止めています。夕食の時間、うれしそうに話をしてくれる妻や子供たちの笑顔が、一番のごちそうです。

職場でも、「できることを精いっぱい」という思いは同じ。仲間が私を気遣って声を掛けてくれる、その思いがありがたく、ますます頑張る力が湧いてきます。

頂いた命を精いっぱい

先日、65歳を迎えました。神の教えは、今も昔も私の人生の道しるべ。「回復」が勝つか「老化」が勝つか、と冗談を言っている私ですが、教えを支えに神に頂いた命を精いっぱい役立たせたいと思っています。

神示で確認 「喜び」の仕組み

過去を見詰めて 「思い」引きずるべからず
 先を案じて 「思い」引き出すべからず
神魂に心預けて 「今」を感謝の思いで生きるべし
 ますます心安定し 日々喜び味わい 「思い」が深まる
 今に感謝し 心明るく生きられる
 皆の人生 大きく花咲き 心の道に受け継がれてゆく

『真実の光・神示 平成16年版』160ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

過去を見詰めて
    「思い」引きずるべからず
 先を案じて
    「思い」引き出すべからず
神魂に心預けて
  「今」を感謝の思いで生きるべし
 ますます心安定し 日々喜び味わい
    「思い」が深まる
 今に感謝し 心明るく生きられる
 皆の人生 大きく花咲き
    心の道に受け継がれてゆく

『真実の光・神示 平成16年版』160ページ(中略あり)