挨拶は無視され、連携してもきつく返される。副主任との関係がこれほど変わるなんて、思ってもみませんでした。きっかけは、私が新人保育士の指導係に、園長から指名されたことです。
全ての存在が重なって仕事に
昨年まで指導係をしていた副主任には、寂しさがあるのだろう。新人も見ているし、私がしっかりしなければ…。いつもどおりを心掛けていたものの、「先生、つらくないですか?」という新人のひと言で、すっかり落ち込んでしまいました。
「自分には今、何が必要なのか」気持ちを切り替え、信者心の基勉強会に出席。気付いたのは、新人に完璧な姿を見せようとしていた「気張り」や、年下に心配される自分を許せない「見栄」の心でした。仕事の根底に必要なのは、自分の力を人のために役立てようとする「奉仕」の心。これが欠けていたから、気持ちがのまれたのです。
仕事は、「全ての存在が、重なり合って生み出す力」神示の一節を耳にした時、副主任の顔が思い浮かびました。挨拶も連携も形だけで、相手を思う「心」が乗っていなかった自分。私自身の関わり方が違っていたのだと、努力の方向が見えてきました。
素直な気持ちで向き合うと
そんな時、副主任から「この園児は、あなたに甘えてばかり。接し方が間違っているのでは?」と指摘を受けたのです。強い口調でしたが、不思議と動揺せず、「確かに自分の改善点」と受け止められました。「かわいくて、つい構ってしまうので気を付けます」と謝ると、こわばっていた副主任の表情がふっと穏やかに。「懐いてくれて、信頼関係が深まっているとも感じるんです」と、自分の思いも伝えられました。「園児の心がいつも元気で、親御さんにも安心してもらえる保育園にしたい」仕事に向ける思いは、私も、副主任も同じ。心の壁が取れた瞬間でした。
教えで必ず乗り越えられる
それ以来、副主任とのやりとりがスムーズです。相手の「思い」を見逃さないように意識しながら関わる。心の持ち方を少し変えただけで、あれほど感じた「冷たさ」はなくなりました。新人から「私だったら逃げ出したと思うけれど、先生はいつも謙虚で、心から尊敬しています」「私の目標です」と輝く瞳で言われた時は、本当にうれしかったです。
完璧な姿を見せずとも、教えを支えに生きれば、自然と良い影響を与えられました。そして、神示のとおり、周りと重なり合えばこそ、仕事は大きな成果を生むと確信できたのです。「神の教えで生きる」意味を体験した出来事に、心から感謝しています。
神示で確認 「喜び」の仕組み
仕事とは 人 物 全ての存在が 重なり合って生み出す力(環境)をいう
今なすべきことは 「教え」を人生の支えにして 関わりを深める努力をする
「道」欠き 外す心の動きは慎み 協力 協調する動きを取る
自然と互いの運命が重なり 補い合って 調和して「生きる」環境を生む
そこに 仕事の成果も大きく上がり
喜び多く 生きがいにあふれた人生を歩んでゆける
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』15ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
仕事とは
人 物 全ての存在が
重なり合って生み出す
力(環境)をいう
今なすべきことは
「教え」を人生の支えにして
関わりを深める努力をする
「道」欠き 外す心の動きは慎み
協力 協調する動きを取る
自然と互いの運命が重なり
補い合って 調和して
「生きる」環境を生む
そこに 仕事の成果も大きく上がり
喜び多く
生きがいにあふれた人生を
歩んでゆける
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』15ページ(中略あり)