乳がんの検診で、やや高めの数値が出ました。「今すぐ治療が必要な状態ではないので、来年、大きな病院で詳しく検査しましょう」という医師の見立て。いつもの私なら、安堵していたと思います。しかし、この時はなぜか心がざわつき、「できれば早めに検査を受けたいのですが…」と先生にお願いしたのです。
気付けば「運のいい人」に
検査を受けると、乳がんが見つかりました。幸いステージⅠだったため、乳房の部分切除で大丈夫とのこと。すぐに家族に相談し、手術の日程が決まりました。
入院を目前に控えたある日。無性に「全て切除していただきたい」という思いが湧いて止まりませんでした。悶々とした気持ちで手術を受けては、尽くしてくださる先生方に申し訳ない…。正直に医師に伝えてみて、後の判断はお任せしようと思いました。
「直前で申し訳ないのですが…」と切り出すと、先生は真剣に耳を傾けてくださり、それだけで心が落ち着いていきました。結果的に全摘手術を行うことになり、さらに、術後には驚くべき事実を告げられたのです。「他にもがんが見つかりましたが、きれいに取れました。全摘で正解でした。あなたは本当に運がいいですね」と。
一瞬、一瞬の心の動きが、人生の幸、不幸を左右する。検診結果を聞いたときも、手術直前も、なぜあのように心が動いたのか、自分でも不思議です。「神が私の心を導いてくださった」としか思えません。
神に「心」を守られる実感
私は、神の教えを学ぶようになってから、「日々の心遣い」の大切さを肝に銘じてきました。イライラしたり、落ち込んだり、心が揺れたときは、その都度、神に思いを語って清めていただく。気付けば、私にとって「神にすがる」のは、空気を吸うのと同じくらい自然なことになっていました。
乳がんを宣告された時も、全く動じなかったのは、神に心を守られていたからだと思います。「今、私が何をやるべきか」にサッと気持ちを向けられたのです。次の瞬間には、「家族に支えてもらいながら治療していこう」と、心が前を向いていました。
心の目標を持って生きる
手術から一年。ありがたいことに転移もなく、元気に暮らしています。何より仕合せなのは、家族が仲良しなこと。離れて暮らす子供たちも、何かにつけて我が家に来てくれ、周りから「お宅は何でそんなに人が集まるの?」とうらやましがられるほど。これも決して当たり前ではないと、神に、家族に、感謝が湧き上がってきます。
私が今やるべきことは、「家族に愛をかける」これを心の目標に、今後も前進あるのみです。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を心(人生)の支えに 日々生きてごらん
心安定し 現実 現状を冷静に受け止める 心のゆとりが持ててくる
精神世界の真実 真理に気付き 悟りを深めし人は
神とのつながりを確信し 体調変化を受け止めて生活できる
心明るく 強くなれたとき 人間は体調変化と調和できる
真の健康を手にした人の心が ここにある
『真実の光・神示 平成29年版』15ページ
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を心(人生)の支えに
日々生きてごらん
心安定し
現実 現状を冷静に受け止める
心のゆとりが持ててくる
精神世界の真実 真理に気付き
悟りを深めし人は
神とのつながりを確信し
体調変化を
受け止めて生活できる
心明るく 強くなれたとき
人間は体調変化と調和できる
真の健康を手にした人の心が
ここにある
『真実の光・神示 平成29年版』15ページ