(長野県RA/70代女性/主婦)
夫の死後、一人になった私を気遣って、長女夫婦が同居してくれることに。うれしくて、寂しさが消えていきました。ところが、ずっと一緒にいると、生活スタイルや考え方の違いに不満が募り、会話のない家庭になっていきました。
お先真っ暗の時に出席した勉強会で、自ら心を閉ざしている自分に気付きました。そして、苦しい思いは神に語り、母として広く大きな心で娘夫婦の話を聞く努力をしたのです。それまでは目も合わせなかった私でしたが、「そうだね」「そういうこともあるんだ」と思いを受け止めるうちに、娘も優しい言葉を返してくれるようになりました。ある日、孫と私のやりとりを聞いた娘が、「おばあちゃんにそんなことを言ってはいけません」とかばってくれ、それまでの寂しさが吹き飛んだ思いでした。
今、雲一つない青空のようなすがすがしい気持ちです。このような日が来るとは思いもしませんでした。自分の受け止め方、感じ方次第でこんなに仕合せになるんだと、教えの素晴らしさを実感しています。神に心からの感謝でいっぱいです。