妻との楽しいドライブの時間。高速道路を走っていると、車から急に焦げた匂いがしてきて、慌てて一般道に下りました。ところが、そこは田舎の旧道。四方八方を見渡しても何もありません。
温かい対応に助けられ
「車が動かなくなったらどうしよう」と不安を抱えつつ、「もう少し頑張って!」と夫婦で車に声を掛け、ハザードランプをつけながらだましだまし走っていきました。長い坂道をゆっくり下っていくと、何とそこに車の修理のお店が。助けを求めると、「これ以上走るのは無理でしょう」と言われ、私たちの動揺を察し、保険会社への連絡やレッカー車の手配など、テキパキと動いてくださったのです。そのお店で修理をするわけではないのに、一つ一つの心遣いに感謝が尽きませんでした。
人にも車にも感謝を深めて
故障した車には、17年も乗っていました。神の教えで、人の心も、物の命も大切にすることを学び、運転の前後には、「いつもありがとう」などと話し掛け、大切に使ってきました。
あの日、高速道路を走行中にエンジンが止まっていたら、事故になっていたかもしれません。すぐに車の店が見つかったのも不思議です。車とはいえ、私たちの思いに応えて最後まで走り抜いてくれたように感じ、いとおしさと感謝が込み上げました。
お店には、次の日に手紙を送り、後日二人で直接お礼を伝えてきました。「また近くに来ることがあったら、顔を出してくださいね」と言っていただき、話が弾みました。トラブルからすてきな出会いを頂けたことに感謝です。妻とは、「こんなにありがたいことをしてもらったから、今度は自分たちが人にそうしていこうね」と話しています。
心を磨き穏やかな運転を
日常で起きる大小さまざまな困難も、神の教えで生きれば、全て好転させられる。長年教えを学ぶ中で強く実感しています。
私自身の性格もだいぶ変わりました。「ありがとう」「ごめん」の言葉が素直に伝えられるようになり、妻からは、「いい性格ね」と褒められます。以前は短気で、すぐにイライラしていましたが、今は一呼吸置いて、冷静に判断できるようにもなってきました。いつも不思議に結果が丸く収まります。こんな自分になれたのは、神の教えのおかげです。
新たに購入した車も、「乗り物の清めの儀」を受け、すっかり我が家の一員です。また自慢の愛車となるように、感謝の心で運転していきます。
神示で確認 「喜び」の仕組み
人は 神の座明るい者に 神の授けし味方となるもの
『真実の光・神示 昭和63年版』20ページ
※いつも神の教えを心に留めて生きていると、「道」を守る自分になれます。物腰柔らかく、多くの人々の優しさを引き出す人柄が自然と身に付いていくのです。よって、どのようなときも、周りの人・物・環境が自分の味方になっていきます。
神示で確認 「喜び」の仕組み
人は 神の座明るい者に
神の授けし味方となるもの
『真実の光・神示 昭和63年版』20ページ
※いつも神の教えを心に留めて生きていると、「道」を守る自分になれます。物腰柔らかく、多くの人々の優しさを引き出す人柄が自然と身に付いていくのです。よって、どのようなときも、周りの人・物・環境が自分の味方になっていきます。