No. 400

閉ざしていた心を開いて
いたわり合う夫婦に
(長野県MK/60代女性/主婦)

今までの私は、信者とは名ばかりで、たまに神の館に出入りする程度。夫は、教会のことに理解がありませんでした。

そんな夫が、うつ病を発症して入院。薬が効いて、1カ月で退院しましたが、「この状況を何とかしなければ」と、神の館に参拝し、家でも書物で神の教えを真剣に学ぶようになったのです。

教えでつかめた妻としての心

「夫婦は会話をして、思いを語る」「妻は、包み込むような温かい心で家族に触れる」「心が休まる家庭があってこそ、健康に暮らせる」「健康は体だけでなく、心の健康が大事」学んでいくうちに、次々に神の教えが心の中に入ってきました。私は、妻としての任が果たせていたか、夫の思いを感じて会話をしていただろうか…と反省したのです。

以前、夫から私の話を否定されて以来、「何か言ったら、また嫌な気持ちになるのでは」と思い込み、会話もそこそこになっていました。

ですから、まず妻として教えを実践していくことを決心。「病気の夫を支える、温かい心を…」と神に願い、夫婦でコミュニケーションを取るように心掛けたのです。

まずは、「おはよう」の挨拶から実践しました。また、夫の体を気遣って料理をすると、味付けや量の話から、「きょうのご飯、おいしかった」と、思いやりのある言葉が聞けるまでに変わりました。

生き方が変わると、形も変わる

そんなある日、病と健康がテーマの『心の旅路98』を夫に薦めたところ、素直に読んでくれました。そして、「神の教えを学んで、一緒に仕合せになりたい」という私の思いを伝えると、夫も信者としてのスタートを切れたのです。

今、夫は、定期的に診察を受けていますが、不安な思いを口にすることが減りました。神の教えをつかみたいと、毎日教会図書を読んでいます。夫と一緒に学び、祈願できることに、喜びでいっぱいです。何より、「ありがとう」「お疲れさま」と、ささいなことにも、いたわりの言葉を掛け合う夫婦になれたことに感謝です。

教えを生活に生かすと、心が変わり、人生が変わることを実感しました。夫婦でもっと心の教えを学び、実践していきたいと思います。