No. 392

神の教えを心に置いて
人に敬われる人生を手に
(大分県TA/70代男性/用務員)

80歳を前にして、私の心はますます元気です。毎日、人に会うのが楽しくて仕方がありません。

神が教えてくださる、「神仏を敬い、思いやりの心を持ち、自分の人柄を磨いて、人のために生きること」を心に、一日一日を過ごしてきました。機嫌が悪くなったり、怒ったりすることがだんだんと少なくなり、心穏やかな毎日に変わりました。

いつも明るく元気よく

8年前から、シルバー人材センターに登録し、学校や病院などで、樹木の剪定や、除草作業をしています。仕事は肉体労働で、汗びっしょり…。繁忙期には、休みの日がないくらい忙しいです。でも、体は鍛えられるし、何より人に喜んでもらえて、疲れなんか全く感じません。

登録者の中で、私は長老の域に達し、周りは後輩ばかりになりました。年下といっても、それぞれの道で頑張ってきて、定年退職をされた方々です。まずは、自分から元気よく挨拶し、とにかく明るく話し掛けて、仕事仲間が気持ちよく過ごせるようにしています。「あんたが来てくれるとうれしい。仕事場の雰囲気が明るくなる」と、みんなが言ってくれます。誰かがミスをしても、責めずに、さりげなくカバーするように心掛けています。

必要とされる喜びを味わって

楽しく働く中で、さらにうれしいことがありました。一緒に仕事をしていた、一回り以上も若い仕事仲間が、「あなたのような人になりたい」と言ってくれたのです。私は、自分がいつも心に置いている神の教えを話しました。その人は真剣に耳を傾け、「あなたの信じている神ならば、その教えに触れてみたい」と言い、信者となったのです。

また、老人ホームを経営している知人から声を掛けていただき、今は、用務員としても働く日々です。人材センターでの働きぶりを評価してくださったと伺い、日頃、神の教えを自分なりに実行してきたことが伝わったものと、喜びを感じています。

どんな出会いも楽しめる自分に

家に帰ると、妻にきょうあったことを話すのが習慣です。ニコニコしながら聞いてくれて、その笑顔に、仕事の疲れも癒やされます。

家の前には、遊歩道があり、私は何十年もの間、掃き掃除をしています。通学路になっているので、子供を見掛ければ声を掛け、子供から挨拶してくれたら、うれしくなって大げさなくらい褒めちぎっています。

どんな人との出会いも楽しめるのは、神の教えで生きればこそ。生きがいあふれる毎日に感謝でいっぱいです。