私は仕事が長続きせず、「自分に合わない」「ストレスがたまる」と、逃げるように職を転々としてきました。
教えを学び、人と関わる心へ
「神示に触れると、大切な生き方を見落とさないよ」知り合いの信者仲間の輝いた表情に、神の教えを真剣に学んでみようと決めました。そして、「仕事の喜びは、人との出会いを生かすところに味わえる」という教えに触れた時、心に衝撃が走りました。人見知りで、なるべく人に関わらないようにしていたからです。
仕事の悩みを解決する方法は、「転職」ではなく、「生き方を変える」ことでした。そうつかめると、自分の弱点を知るための学びに変わりました。
気付いたことを実行できるように、神に思いを届ける繰り返し。その中で、「もっと人と関わろう」と、心が変化していきました。
「教えの実践の場は、まず家庭」と学び、取り組んでみました。私は母と二人暮らしですが、食事が終わると、話もせずに部屋にこもっていました。そんな自分を反省し、母に優しく話し掛け、ゆっくり居間で過ごすようにしたのです。それだけで喜んでくれ、母のためにできることも増えていきました。
職場の人間関係に劇的な変化が
仕事にもはっきり変化が現れ、毎日感動しています。
私は、タクシーの運転手として働いていますが、以前は、気難しそうな人が乗ってくると、早く目的地に着くことばかり考えていました。それが、今は、どんなお客さまにも縁を感じ、心から「お乗りいただいて、ありがとうございます」と迎える私がいます。
目的地まで安全に運転することはもちろん、相手に「良い思い」を残せるように、受け答え一つにも笑顔を忘れません。足が不自由な人には、玄関先まで荷物を運んでさしあげるなど、相手に合わせながら、できることに精いっぱい心を使う毎日です。
同僚との会話も弾み、一人が気楽と思っていた私が、人との関わりを楽しんでいることに、喜びを感じます。
来年はもっと成長できるように、ますます出会いを大切にしていきます。