No. 1333

体の冷えに苦しむ日々
「心の冷え」に気付くと…
(神奈川県KI/70代女性/主婦)

長年、体のあちこちが冷えて、骨まで痛むほど。そよ風も、扇風機の風も、冷房も、当たるだけで体の芯まで冷え込み、真夏でも羽毛布団をかぶり、寝込んでいました。病院に行っても「更年期」と言われるだけで、治療もしないまま。何とかしたいと神の教えを学んでいましたが、いつも私の心に残る感情は、「夫が悪いから」でした。

不平、不満を積もらせることで

というのも、夫のやることなすこと、腹が立つのです。買い物を頼むと、注文とは違う物を買ってくるし、いろいろなことが中途半端だし…。私が話し掛けても、聞いているのか聞いていないのか。不平、不満が積もりに積もっていました。

それでも、何度も教えを学ぶ中、「私の体に出ている症状は、私の『心』がつくった病気?」とぼんやり思い始めました。夫に限らず、幼い頃から、親や周りに不平、不満を抱いていた私。夫の冗談を、「またバカ言ってる」と冷めた心で聞き流していた私。体だけでなく、心が冷えきっていたことに、ようやく気付いたのです。

神に心を守られている実感

私には「愛の心」が足りない。「変わりたい」と、“自分の心の中”を見るようになりました。夫に受け取ってもらえる言葉を、発せられる私になりたい。心が重なった夫婦になりたい。真剣に祈願しました。

ところがある時、さまざまなことを中途半端に終わらせてしまう夫が目に付き、つい文句を言ってしまったのです。すると夫は、「頼まれたからやったのに…。おまえのそういう姿を、孫が見たらどう思うか?」と言うのです。ハッとした私は、「ごめんなさい」と。とても不思議でした。いつもの私ならムクムクと怒りが込み上げ、しばらく流せなかったのに…。

その後、夫に、「こうやってくれるとありがたくて」と自分の気持ちを伝えると、納得した様子。「言い合い」ではなく、「話し合い」ができた私たち。そこに流れていたのは、穏やかな空気でした。

夫婦関係が良くなってきたら…

夫と毎朝続けている、教会図書の読み合わせ。少しずつ、でも確実に、私たち夫婦の関係は変わってきました。会社での出来事を、うれしそうに話す夫。それを聞いて、思わず笑ってしまう私。こんなやりとりは、昔の私たちには全くなかったのです。

頼んだ物と違う物を夫が買ってきても、「これがいいと思ったんだな」と、思いをはせていたら、ムカムカしなくなりました。夫のダジャレにも、思わずクスッと笑ってしまったり。何とも不思議です。

心が温かくなるのと同時に、何と体の冷えまで治まっています。月に何度も寝込んでいたのが一切なくなり、毎日のタオル体操で体はポカポカ。心まで軽くなったので、元気な声で話せるようになりました。

先日、電車で何人かの方に席を譲ってもらった時、皆さんに「ありがとうございます!」と大きな声で伝える私がいて、自分でもビックリ。こんな人間ではなかったのです。冷えきっていた心と体に、ぬくもりが戻ってきた喜びをかみしめています。

「教え」を学び 「真理」を心(人生)の支えに生きる人の心は 健康そのもの
 「教え」に気付きを得るほどに 人は自ら環境に気持ちを合わせて生きられる
体調の変化を受け止め 心の養生を日々心掛ける
 「教え」を家族で学び 「真理」で心(運命)重ねる家庭に
    人の心(人生)は守られる

「教え」を学び
  「真理」を
    心(人生)の支えに生きる
       人の心は 健康そのもの
 「教え」に気付きを得るほどに
  人は自ら環境に
     気持ちを合わせて生きられる
体調の変化を受け止め
       心の養生を日々心掛ける
「教え」を家族で学び
 「真理」で心(運命)重ねる家庭に
      人の心(人生)は守られる

『真実の光・神示 令和3年版』24ページ(中略あり)