幼い頃から信者でしたが、神様のことを100%は信じられない。そんな私が社会人になり、初めて自分の限界値を知りました。
頑張れば頑張るほど空回り
配属されたのは多忙な部署。想像以上のつらさに夜は眠れなくなり、脈拍が乱れ、動悸(どうき)がするようになりました。1カ月半ほど入院し、復帰したものの、抑うつ状態になることもあったのです。それでも、仕事を休むという選択肢はなく、「まだ頑張れる、大丈夫」。その気持ちに体が付いていかなくなり、医師から休職を勧められました。
家庭への嫌なイメージが消えた!
家族には心配を、職場には迷惑を掛けている申し訳なさ。働いていない自分への劣等感。神様を完全には信じられないけれど、苦しさから解放されたい。初めて「自ら神を求める」気持ちになったのです。
神の教えを学ぶ中で、知ったことがあります。仕事でも何でも、ただがむしゃらに頑張ればいいのではなく、「的を射た努力」をする大切さ。その一つが、「和のある家庭を築く」ことでした。仕合せになるには順番がある。家族と心が通い合えば、健康も仕事も付いてくる。それが真理だと分かりました。でも、私の心は釈然としませんでした。我が家は、私が高校生の時に両親が離婚。「家庭」には良いイメージが持てなかったのです。
「親を受け入れられなくて悩んでいます。でも、本当は仲良くしたいです。自分から関わっていく心になれますように」。本心を素直に、一心に祈願する中、少し見えた親の思い。両親にもいろいろ事情があったはず。子供の立場で、夫婦の間に入るのは違う…と、ふと感じました。
それに、離婚しても親子であることに変わりはないから、子供として素直に、正直に生きようと思ったのです。そうしたら、自分の心も、親の心も温かくなっていく実感がありました。病気を包み隠さず話した時の、両親からの「無理せずやっていけば、大丈夫だよ」という励まし。何げない言葉ですが、本当に救われました。
健康も、仕事も付いてきて
神を求めれば求めるほど、得られる変化。体調も自分でも驚くくらい安定し、仕事に復帰できたのです。今は持病の薬も飲まなくてよいほどです。
責任感が強く、頑張り過ぎてパンクしてしまった過去。強がる心の癖で、周りの助けが得られにくかったのだと思います。まだ社会人3年目の私です。縁を大切に、時に周りに支えてもらいながら、自分にできることをしっかりやるのが、本当の責任感だと分かりました。無理もせず、背伸びもせず…。等身大で生きられる仕合せを味わえているのは、100%神のおかげです。
家庭における 我が「任」を果たしていようか
「立場」をわきまえ 家族との関わりを深めていようか
「教え」を人生の支えに生きるなら
自然と多くの出会いを引き寄せて
「正道」を歩く環境(家庭環境)が深まってゆく
家族の会話も ますます思いを共有し 深まり 六つの花びらが咲き誇る
人とこの世に生まれきて 真実「真理」に悟りを得て 「正道」をゆく
「開運」かなう人生を 神の手の中 歩んでまいろう
家庭における
我が「任」を果たしていようか
「立場」をわきまえ
家族との関わりを深めていようか
「教え」を人生の支えに生きるなら
自然と多くの出会いを引き寄せて
「正道」を歩く環境(家庭環境)が
深まってゆく
家族の会話も
ますます思いを共有し 深まり
六つの花びらが咲き誇る
人とこの世に生まれきて
真実「真理」に悟りを得て
「正道」をゆく
「開運」かなう人生を
神の手の中 歩んでまいろう
『真実の光・神示 令和2年版』103ページ
※六つの花びら;神が人としての仕合せを六つの花びらに例えてお教えくださった、基本真理の一つ。夫・妻、男女の子供、健康、職業、生活、希望の六つに恵まれることが、人としての仕合せなのです。六つの花びらは、順にかなっていきます。夫婦が仲良く暮らすと、親子の仲も良くなります。そのような家庭を築けると、健康に恵まれ、人の役に立とうという意欲も枯れません。社会で活躍できるので、生活に困ることもなく、大きな希望を持って人生を歩めます。詳しくは『生命の歩み』84ページで確認しましょう。