No. 304

神示に触れて見えたこと
夫へ心から「ありがとう」
(熊本県RK/60代女性/主婦)

日頃の学びから、「継続的に神示に触れることが大切」と知り、とにかくやってみることにしました。

「今なすべきこと」をズバリと

教えを生かせる人になりたいと心に刻み、いつも意識していると、それまで気付かなかった私自身の一面を見つけました。夫からの頼み事に、明るく「はい」と返事をしても、心の中では「自分でやればいいのに」と思っていた、もう一人の私の姿です。

ちょうどその時、目にした教会カレンダーに、「神は、形ではなく、心を見ます。どのような心で何をしたか、どのような心で人に接してきたのか、この反省心をよりどころとして、品性向上を目指してほしいのです」と書いてあり、心を見抜かれたように感じました。神の教えは、その時々に自分に必要な気付きを与えてくれるもの。神が、生き方を導いてくださっていると強く感じたのです。

何事も支え合える夫婦に

そんな中で、夫に向ける自分の心に、驚くような変化がありました。

夫は、サラリーマンで、畑仕事などしたことのない人です。それなのに、家族のために野菜を育て、手間のかかる作業も一生懸命にしています。見事な野菜を収穫してくれるばかりか、「近所の方に喜んでもらえるなら…」と、気持ちよくお裾分けするのです。その姿に、「すごいな」と素直に感動し、心から感謝が湧いてきて、「ありがとう」の言葉が多く出るようになりました。

気付くと、何かあってもお互いに「支え合いだよね」と笑い合える夫婦へと変わりました。相手を認め、敬う心に、自分も大切にしてもらえます。「今に感謝して生きる心」が持てると、日常のひとこまひとこまが違って見え、何もかもがありがたく、日々がゆったりと過ぎていきます。