昔から家を出たい思いが強く、親の反対を押し切って結婚。しかし、すぐに夫と心が擦れ違うようになりました。「人生をやり直したい」。程なく離婚し、生後4カ月の息子を抱えて実家に戻ったのです。6年前のことでした。
温かく迎えてくれた親の姿に、変わらない愛を深く感じました。そして、考えたのです。「息子にとって、親の私の生き方はどうなんだろう?」。離婚という選択に後悔はないけれど、息子の人生にどう影響するのか…。考えるほど、胸が締め付けられる思いがしました。そこから、本気で神の教えを学び始めたのです。
神の教えで知った「立ち位置」
家では母でもあり、娘でもある私。何かと気遣ってくれる両親には、甘えの気持ちが出てしまい、自分の立ち位置が分からなくなってしまいました。
その迷いを払拭(ふっしょく)してくれたのが、「立ち木の真理」。一緒に暮らしていても、築いている家庭は別。私が一番に考えなければならないのは、息子との関わりと分かったのです。母として、背中を見られて恥じない生き方をしようと軸が定まりました。
自分が変わると我が子も…
神の教えで振り返るほど、浮き彫りになる、自分本位な生き方。我が子に対してさえも、自分目線で見て、感情的になって言い過ぎる…、その気持ちを抑えられなかったのです。そうした自分に気付けたからこそ、修正できるように祈願。次第に、「一呼吸置ける」ことが増えてきました。“息子が”どうしたいのか、どういう気持ちなのか…、寄り添うことを意識するまでになったのです。
ある時、父が「変わったね。子供を叱るときも、感情的にならずに、ちゃんと言い聞かせている」と言ってくれました。親の私が穏やかだと、不思議と息子も穏やかになることを感じています。
どんな場面でも湧き上がる感謝
最近、特に感じる周りの支え。薬局の仕事でも、皆さんが子供のことを気に掛けてくださり、それだけで感謝です。だから、私もできることを精いっぱい。年齢層が高めの職場なので、パソコンの作業などを積極的にしていると、「いてくれて助かる」と言っていただき、そこにもまた感謝です。
両親にも、「ありがとう」の言葉を自分から。私が親と仲良くしている姿を、子供も見ている気がします。保育園の先生からは、「友達と仲良くしているし、年下の子が困っていると、お世話してくれるんですよ」などと褒めてもらい、親としてうれしいです。
最初は葛藤しながらだった子育ても、神の教えのおかげで、安心感が持てています。それだけでなく、「これで良かった」という自信まで! もっともっと温かく寄り添える母親を目指しています。
家族で「教え」を学び 「真理」で関わる家庭を家族で築く
「心の道」に良き因を残す 極意と申す
心(運命実体)で関わり 補い合って「生きる」人間は
「真理」に悟りを得て 実体を修正できる
そして いよいよ運命に導かれた人生が 始まってゆく
家族で「教え」を学び
「真理」で関わる家庭を家族で築く
「心の道」に良き因を残す 極意と申す
心(運命実体)で関わり
補い合って「生きる」人間は
「真理」に悟りを得て
実体を修正できる
そして
いよいよ運命に導かれた人生が
始まってゆく
『真実の光・神示 令和4年版』16ページ(中略あり)
この方のお母さまからの「喜びの声」も、併せてご覧ください。