No. 1300

二度のがんを乗り越えて
心に刻み込まれた仕合せ
(東京都KT/60代女性/主婦)

10年前には子宮がん。そして、昨年見つかった乳がん。父方の身内はがんの人が多く、そういう家系とはいえ、2回もがんになるとは…。正直ショックでした。 

「人より熱心に神にすがってきたのに、なぜ?」と思いながらも、あらためて真剣に教えを学んでみると、見つかった一つの修正点。人様には優しくできても、夫にはできませんでした。夫はすぐ怒るし、何でも私に聞いて、やらせます。それが嫌で、「自分で考えて!」と突き放していました。冷たい夫婦生活が続いていたのです。 

見えてきた「夫の心」

「なぜ私が病気に?」と考えるのはやめよう。大切なのは、これからどう生きるか? 「夫を優しく受け止める私になりたい」と、本音を祈願するようになりました。 

ふと、夫のことを考えていました。かつて職場で取締役として活躍していた夫。定年退職してからは、ほぼ家にいます。寂しい気持ちもあるはず…。そう気付いたら、「もっと話を聞こう」と思えてきました。

「がんになったけれど、大切なことに気付かせていただいたな」と思い始めた頃から、夫が変わっていきました。私と一緒に神の館に行き、しかも道中では、家ではしないような昔の話をしてくれるのです。結婚して33年たつのに、知らないことばかり。ある時は、病気の友人を心配して、『良くなるといいのだけれど…』とポツリ。初めて見えた夫の“優しさ”でした。 

家族一丸となって全てが順調に

神の教えで学んだ「家族に頼る大切さ」。夫が頼ってくるから私は頼れない…なんて思っていましたが、そんなことはありませんでした。つらさも苦しみも受け止めてくれて、買い物に行くときは「欲しい物があったら言ってね」と。そんなことを言う夫ではないので、驚きました。息子も一緒に支えてくれたおかげで、手術も抗がん剤治療も、心強い気持ちで乗り越えられ、現在経過観察のみ。がんだったことを忘れるほどの回復ぶりです。 

家族にたくさんの「ありがとう」を伝えながら、気付きました。夫は、しょっちゅう「ありがとう」を言っていたのに、私はほとんど言ってこなかったことに…。こんな私と33年も一緒にいてくれた感謝が、大きく大きく膨らんでいきました。 

夫に、「私、『今、とっても仕合せです』と神に祈願するのよ」と伝えたら、うれしそうに笑っていました。何だか毎日が穏やかで、ぶつかることがなくなりました。 

信者になって38年。この神は、どんなことがあっても、心を大きく救ってくださることを体感しています。決して心の強い人間ではなかった私が、神の絶大なお力で、明るく、強く、前を向いて生きている。生かされていることに感謝しかありません。

運命に重なり 導かれる 人間の心は 明るく 強い
健康は 家族に愛情をかけ 仕合せを求め合う家庭で生まれる
 心が豊かになるほど 体調も整い 心身ともに守られる
 「教え」で関わる家庭を 家族で築く思いを強く持つ
 自然と 「教え」が家族の思いを一つに重ね 何でも話せる家庭と成ってゆく
真の健康を手にする極意を知って 「真理」に生きる信者(われ)であれ

運命に重なり 導かれる
      人間の心は 明るく 強い
健康は 家族に愛情をかけ
   仕合せを求め合う家庭で生まれる
 心が豊かになるほど
   体調も整い 心身ともに守られる
 「教え」で関わる家庭を
      家族で築く思いを強く持つ
 自然と
 「教え」が家族の思いを一つに重ね
    何でも話せる家庭と成ってゆく
真の健康を手にする極意を知って
 「真理」に生きる信者(われ)であれ

令和5年8月23日 信者心の基勉強会 健康編(中略あり)