No. 1247

仕事を辞めるか、続けるか
正しい判断軸が持てると
(東京都KS/50代女性/パート)

18年続けてきた郵便局の窓口の仕事。その中で苦手意識のあった、生命保険の仕事が最近増えてきました。 

保険の事務手続きは覚えることも多く、どうしても負担に感じてしまいます。18年勤めてやりきった感覚もあり、「転職してもいいかな」という思いに…。その頃、友人から、保育補助の仕事をしてみないか…と誘われました。ちょうど母の病院の付き添いが増えていたこともあり、「休みはいつでも調整できるから」という友人の言葉に、心が揺れてしまいました。 

奥底にあった本音が見えてきて

何を基準に判断すればよいか分からず、教務相談で確認。「まだやれることがあるのではありませんか? 必要とされている所で頑張ってみては?」と言われ、夫と一緒に神の教えを学び直していきました。そんな中で、「神に思いを願うのではなく、預ける」と学び、「ここだ!」と直感したのです。 

私の祈願は、「こうしたい」と願う祈願。心の奥底では自分自身の思いが強く出ていました。それに…「逃げたい理由は保険だけじゃない」。課長がきつい人で、「長く勤めているのに、こんなことも分からないの?」と言われるのが嫌だったのです。だから、自分の中で「やりきった」ことにしたかったのです。 

課長でも保険でもない、全ては私の心の問題でした。神には、「苦手だけれど、ちゃんと向き合える自分になりたいです」と祈願するようになりました。 

見え方が変わっていく不思議

行き詰まったら夫に聞いてもらったり、教務相談に行ったり。そのうちに、だんだん神の教えがつながっていき、見えたのが、「私には任と立場がある」ということ。パートであっても、私は部下の立場なのに、「課長に相談せずに他の人に聞く」のは、関わり方が違っていたと分かったのです。 

ずれない、ぶれない、崩れない…そんな心を祈願して課長に関わっていくと、きつい、冷たいと思っていたのが、「的確で頼れる人」、私の目にはそう映るようになっていきました。 

自分でも驚く心の変化が

あれほど嫌だった保険の事務手続きも、不思議と頑張ってみようと思えています。私が手続きで戸惑っていると、課長がサッと来て手伝ってくれたりして、良さをさらに知ることもできました。あんなに距離を取っていたのが何だったのだろうというくらい、普通に話ができるのです。 

「辞めよう」と思っていた私が、「頑張ろう」と思っているなんて…。自分でも「あれ?」と驚く心の変化。お客さまと関わるときも、もっと話を聞こう、もっと気持ちに寄り添いたいと意識している私がいます。日々増していく充実感。あの時、辞めていたら、こんな喜びは得られなかったでしょう。神の教えを支えに生きれば、正しい判断軸が持てると自信が持てました。

「教え」を学び 「真理」に生きる思いを強く持つ
 この心が深まり 身に付くほどに 人の心は 明るく 強くなれる
 人の言葉 態度に 心振り回されることなく 奉仕に生きる思いが持てる
自ら相手を受け入れ 関わる気持ちが 働く意識を生み出し 成果につながる

「教え」を学び
   「真理」に生きる思いを強く持つ
 この心が深まり 身に付くほどに
    人の心は 明るく 強くなれる
 人の言葉 態度に
  心振り回されることなく
      奉仕に生きる思いが持てる
自ら相手を受け入れ 関わる気持ちが
 働く意識を生み出し 成果につながる

『真実の光・神示 令和4年版』163ページ(中略あり)