医師を信頼できない…
悩んだ時が修正のチャンス
（茨城県ＭＭ／60代女性／主婦）

半年ほど前、甲状腺に大きめのしこりが見つかり、医師に「早めの切除を」と言われました。これまで病気一つしたことがない私には、ショックな出来事。幸い自覚症状がないので、手術しなくてもいいのでは…と思いました。おまけに担当は若い先生で、大丈夫か…不安もあったのです。 

担当医を変えるべきか…

その思いが先生に伝わったのか、「セカンドオピニオンを受けてもいいですよ」と言われてしまいました。しかし、素直になれず、医師への不平、不満の心も取れず、負のループ。一番悩んでいた時に、一番心に残ったのは、神示教会のカレンダーで目にした神示でした。 

「物　事は　存在ではなく　心に映る感情が乗って見えるもの」（『真実の光・神示　平成31年・令和元年版』128ページ）。変えるべきは医師ではない、「自分の心」。医者だけでなく、家族にすら頼れない、甘え下手な自分。悩みの裏にあったのは、「我の強さ」だったと気付いたのです。 

家族の支えを感じて心が変化

夫は海外出張が多く、帰国は年に２回程度。何でも決めるのは私で、頼りたい時に夫はいませんでした。今回のことも、夫に話したものの、「不安だから付き添ってくれる？」のひと言が言えなかったのです。 

思い切って娘に相談したら、一緒に病院に来てくれました。そして、「あの先生は、目を見て話してくれるし、話を親身に聞いてくれる。あんな良い先生いないよ」と言うのです。確かに…。この時は素直にそう感じられ、先生を信頼する気持ちが出てきました。夫も「手術の時は帰国するから」と連絡をくれて、心が前向きに変わっていったのです。 

カレンダーの神示で次々気付きが

「感謝とは　『今』を受け入れる　広く大きな心を申す」（『真実の光・神示　平成15年版』164ページ）。その月のカレンダーに載っていたこの神示も、不思議なほど私にピッタリ。夫や子供たちには、素直に気持ちを伝えました。「私のことをすごく思ってくれてありがとう。もっと頼ればよかった…」と。

手術の日は、医師や家族に感謝しかありませんでした。病理検査の結果、しこりは良性で、術後の経過も順調です。病気になって良かったのかな…とさえ思うほど、大きな気付きがあった今回の出来事。神に変えていただいた心で、これからは、家族にたくさんの愛をかけられる自分に。それが私の目標です。

『真実の光・神示　平成30年版』165ページ