信者になって50年。振り返ってみて思います。「人間関係で悩むことがなくなったな」と。
相手の問題ではなかった
長く中学教師を勤める中では、生徒や保護者との関わりの難しさを感じる場面が多くありました。こちらの考えを全く理解してくれない。何を言っても通らない。そうなったら「勝手にしろ」と、途端に心が拒否。しかも、何年、何十年と時がたっても、ふと思い出しては、またモヤモヤしてしまうのでした。
人間関係で悩む人生。神の教えを学ぶうちに、相手の問題ではなく、引きずってしまう、「自分の心の問題」と気付いたのです。「引きずる」「こだわる」心が出ないように、祈願し始めました。
「嫌だな」と感じた時、心の中でグジャグジャ思い続けていた過去。一晩寝たら、「こういうこともある」「自分も同じような態度を取っていたかもしれない」と心がスッキリしている今。不思議と人と衝突したり、もめたりする場面が減りました。何より、引きずることがないのです。
日々感じる神のご守護
気持ちを受け止めてくれる家族がいる、というのも大きいと思います。昔は「言っても分からないから」と黙っていましたが、むしろ話すことで、聞いてもらえた感謝が生まれ、心は前向きに、軽やかに。私も、家族の話を否定せずに聞こうと意識することが増え、良い循環が生まれています。
そうした中で、心だけでなく、健康面も大きく守られています。私の家系は高血圧で、祖父は脳卒中で他界、父は大動脈瘤、私もやはり高血圧でした。でも、最近は一番弱い薬の服用で、血圧が安定しています。頭痛持ちで、常に持ち歩いていた薬も、ここ数年、全く飲んでいません。歯の治療に行って、「この状態で痛みがない人は珍しい」と驚かれたことも。あれもこれも不思議…と、神のご守護を感じています。
「毎朝、神示に触れる」今年は、これを欠かさずやってきました。今は塾講師として働いていますが、人との関わりで頭を悩ませることはなく、とても安定した心で過ごせています。神に正しく心を向ければ、きっとどなたでも手にできるであろう、「穏やかな心」。一人でも多くの方に、この神のことを伝えたい思いが膨らんできます。
神の手の中 住み入って 皆の心に悩みは起きない
「教え」を家族で学ぶ 思い(悟り)を強く持つべし
心は大きく晴れ上がり 家族に向ける心(愛情)も深まる
心も 体も 健康そのもの
豊かな心が 人・物との出会いを深め 「生きる」喜びを生む
神の手の中 住み入って
皆の心に悩みは起きない
「教え」を家族で学ぶ
思い(悟り)を 強く持つべし
心は大きく晴れ上がり
家族に向ける心(愛情)も深まる
心も 体も 健康そのもの
豊かな心が
人・物との出会いを深め
「生きる」喜びを生む
『真実の光・神示 令和4年版』124ページ