No. 1248

苦痛だった夫との食事
ガラリと変わった毎日
(茨城県SK/70代女性/主婦)

夫と食べるご飯は、いつも砂をかんでいるように思えてなりませんでした。夫はやり手で、一介のトラック運転手から運送会社を立ち上げ、今や40人近くを雇用。安定的に経営しています。その会社は、もともとトラック1台で夫が配送し、私が経理を担当。2人で築き上げた会社なのです。 

でも、夫は「稼いでいるのは俺だ」と私を抑え付け、海外旅行、ゴルフ、お酒と豪遊生活。さらに女性問題。私は資金繰りのために、銀行で頭を下げまくる状態。自分のために使うお金などありませんでした。「何でこんな男と結婚したのだろう」と何度思ったことでしょう。 

不思議と薄れていった嫌悪感

子供たちのことを考えて、離婚は踏みとどまりました。何とかしたくて神の教えを学ぶと、「愛と信頼と期待」などと出てきます。「こんな夫でも信頼しなければいけないのですか?」と、祈願で神に泣き付きました。数年前からは、同居していた息子夫婦とも擦れ違うようになり、2人が出て行ってしまったのです。私にとって、あまりにもショックな出来事でした。 

真剣に神の館で学び始めました。ある時、ふと目に付いた信者さんご夫婦の姿。お互いの顔を見ながら、和やかに会話しています。でも私は…、いつも夫の顔ではない部分を見ていました。身も心も、「夫に向き合おうともしない私」だったのです。

夫が家を空けるのは、家にいても居場所がなかったから…。「顔も見たくない」「夫が家にいるのが嫌で仕方ない」ずっとずっと消えなかった気持ちが、不思議ですが、だんだん薄れていったのです。 

支え、支えられている実感

そのような中、夫が突然、敗血症で倒れました。病院に行くまでの間、ぴったりと寄り添い、支えている私。入院中は、毎日「きょうは来ないのか」と電話がかかってきました。若い頃、夫が入院した時は、家でせいせいしていたのに、この時は私も寂しくて…。「そばにいてくれないと駄目な人」と感じるほど、お互いに思い合うようになっていたのです。 

夫は無事に退院でき、今は2人で食事をしています。「少しでも栄養のある物を」と考えながら作っていることに、自分でビックリ。何より、夫と食べるご飯が、こんなにおいしかったなんて! あんなにワンマンだったのに、今は「こうやった方がいいかな」「これでいいのか?」と聞いてきて、何だか会話が弾むのです。 

夫婦の心が重なっていく中で、出て行った息子夫婦が、私たちを支えてくれるようになりました。週に3回も顔を見に来て、お嫁さんは草を刈ってくれるなど、心が通い合ってきたことを感じます。 

これから夫婦仲がもっと良くなる!という感覚。お互いに素直になれず、真逆のことを言ってしまうときもありますが、「一緒に仕合せになりたい」と心から思います。「息子夫婦のお手本になれる私たちでいたいね」と、夫婦の新たな目標ができた思いです。

家庭の価値(真理)をよくよく悟り 「教え」に生きて 家族の関わりを深める努力が必要
 「教え」が家族の心を一つに重ね 補い 支え合って「生きる」家庭をつくる
 ――「真理」で触れ合うほど 人間は 互いの実体を高め合う心(愛心)が芽吹く――
 実体は修正され 運命の力は磨かれ 心(魂)休まる家となってゆく

家庭の価値(真理)をよくよく悟り
 「教え」に生きて
   家族の関わりを深める努力が必要
 「教え」が家族の心を一つに重ね
   補い 支え合って「生きる」
            家庭をつくる
――「真理」で触れ合うほど 人間は
    互いの実体を高め合う
       心(愛心)が芽吹く――
 実体は修正され
   運命の力は磨かれ
    心(魂)休まる家となってゆく

『真実の光・神示 令和2年版』60ページ(中略あり)