No. 1204

波乱に始まった結婚生活
夢のような仕合せな毎日に(妻編)
(長野県ST/70代女性/主婦)

夫と再婚して30年。今、毎日が本当に楽しく、仕合せです。 

離婚後に「結婚はもうこりごり」と思っていた私ですが、今の夫に求愛され、環境もトントン拍子に整って再婚。「今度こそは仕合せに…」と誓った新たな船出。しかし、待っていたのは、苦しい日々でした。 

夫が話した言葉を、私が何げなく言い換えたりすると、大声で激怒するのです。恐怖で頭が真っ白になって、何も言えない私。そんなことが続き、「何でこの人と結婚したのだろう」と思うようになりました。共に仕合せになりたいのに、神の教えを真剣に学んでくれないこともストレスでした。 

相手の気持ちを大切にすると

それでも、神の教えで気付いたのは、「自分の思い」ばかり優先していた私自身の心。私の“何げない”言葉尻に怒る夫…、あっさり型の性格の私だからそう思うだけで、夫にとっては“傷つく”言葉なのかもしれない…。「夫の思い」に初めて目が向いたのです。

それからは、自分の苦しさをそのままにせず、「ごめんね。あの時の言葉は、こういう意味だったの」と伝えるようにしました。やがて夫も、「おまえ、本当はこうしたかったのだろう?」などと、私の気持ちを大切にしてくれるようになったのです。夫に対して我慢していた感覚は、次第に分かり合える感覚に変わっていきました。 

夫婦の感じ方が重なった実感

気が付くと、怒鳴られることもなくなっていました。夫の好きな美術館や博物館に出掛けた時に、「楽しい」と感じている私。「夫と出会えて良かった。もっと好きになれるように…」そんな祈願をしながら歩んできた年月でした。 

神になかなか心を向けなかった夫が、少しずつ教えに触れるように。今は偉光会館で真剣に学んでいます。そのような中で、「感じ方が同じだな」とうれしくなった出来事があります。隣家から、小さな子供たちの足音がドタバタと響いてくるたび、「子供のいない私たちには、家族がいるみたいで楽しいね」と笑い合っているのです。 

2人で心を磨いていきたい

夫は、「君と出会えたからこそ、今の仕合せがある。神を信じ、人の仕合せを願う人生を歩めていることに、感謝しているよ」と言ってくれます。私たちには実子がいませんが、縁あって出会った方々が、私たちを「父ちゃん」「母ちゃん」と呼んで慕ってくれるのです。 

次の人生は実子に巡り合い、さらに大きな仕合せが味わえる道に生まれくることを希望に、「2人で心を磨いていこうね」と語り合っています。再婚した30年前とは全く違う、心穏やかな日々を過ごせるなんて夢のよう。この神を知り得たら、こんなに仕合せになれるということを、声も大に伝えたいです。

※この方のご主人からの「喜びの声」も、併せてご覧ください。

「教え」を学び 家庭の「真実」あるべき姿が分かるほど
    互いの運命は重なり 会話も増えて 「真実の愛」が育まれる
実体は 家庭で修正され 高められる
 六つの花びらが咲く家庭の姿を知って 「教え」を「人生」の支えに生きる我であれ
 「希望の光(みち)」が通る 日々の歩みが 「真実の光(みち)」につながってゆく

「教え」を学び
  家庭の「真実」あるべき姿が
           分かるほど
    互いの運命は重なり
      会話も増えて
       「真実の愛」が育まれる
実体は 家庭で修正され 高められる
 六つの花びらが咲く家庭の姿を知って
  「教え」を「人生」の支えに
           生きる我であれ
「希望の光(みち)」が通る
          日々の歩みが
 「真実の光(みち)」につながってゆく

『真実の光・神示 令和4年版』48ページ