No. 1176

仕合せの大どんでん返し!
視点が変われば人生は輝く
(千葉県TM/80代女性/主婦)

結婚して15年が過ぎた頃から、夫への不信感が芽生え、それ以来、ずっと夫婦でぶつかってきました。「別れましょう」と何度となく言いましたが、本心は、夫に変わってほしい…。夫を責めながらも、心の隅に寂しさを感じていたのです。 

初めて聞いた夫の本音

ある時、無口で反応の薄い夫に対して、思いが爆発。「なんで心を開いてくれないの! ずっと寂しかった。あなたのことをもっと知りたいし、私のことも聞いてほしい!」と訴えました。すると、夫は「自分もつらかった。親に甘えることができなかったから、人に優しくするのが苦手で…。悪かった」と、本音を打ち明けてくれたのです。うれしさとともに、初めて夫の生い立ちに思いが向かい、「全て夫が悪い」と一方的に責めていたことを、涙ながらにわびました。 

学んで見えたのは、心の冷たさ

夫婦仲良くいることの重要さを分かっているのに、どうして夫に愛心、愛語を使えないのだろう…。そんな思いで、神の教えを学び直しました。そして、初めて気が付いたのが、思いもしなかった自分の心の冷たさ。夫より年上ということもあり、何かにつけて、上から目線で責めてきたのです。 

それからは、「思ったことをポンッと口にする前に、一呼吸置けるように…」「温かく優しい心になりたい」などと、祈願しながらひたすら実践しました。 

温かい心で関わると変化が…

忙しい時に夫から話し掛けられたら、「今、忙しいんだから!」のひと言で終わらせていた私です。それを、「ごめんね。今、手が離せないから、もう少し待ってもらえる?」と優しく声を掛けています。 

夫が出掛けたり、帰ってきた時は、ハイタッチをしたり、背中をさすったり…。夫も何だかうれしそう。以前は、話し掛けても「うるさい」と言っていたのが、最近は、「ん? なあに」と聞いてくれるようになったのです。 

そんなある日、かつて私が持病に苦しんでいた時に、夫が食事を作って支えてくれたことを思い出しました。今さらながら、見えていなかった夫の優しさに気付けて、感謝の思いがあふれました。 

寂しさが消え、広がる感謝

先日、偉光会館で、夫が「今、仕合せです。神に出会えたことに、そして妻に感謝しています」と話していました。こんな言葉が聞ける日が来るなんて! 

娘からも、「お母さん、お父さんに優しくなったね。今までにないくらい、2人が仲良くなっているのが伝わってくる」と言ってもらいました。 

私も、今が一番仕合せです。ずっと抱えてきた「寂しさ」も自然と消えています。まさに、大どんでん返しで好転した我が家。これからも、この仕合せがますます広がるように、夫と2人、手を取り合って、感謝の人生を紡いでいきます。

悔いなき人生歩み抜くため 神の教えを我が家に生かす心(努力)がほしい
 難しいことは何もない
 家庭における我が「任」 立場をよくよく悟り
    家族に笑顔で声を掛け 「思い」を伝える気持ちを欠かぬこと
 「和」のある家庭に 「運命」は磨かれてゆくのである

悔いなき人生歩み抜くため
  神の教えを我が家に生かす
         心(努力)がほしい
 難しいことは何もない
 家庭における我が「任」 立場を
           よくよく悟り
   家族に笑顔で声を掛け
    「思い」を伝える気持ちを
             欠かぬこと
 「和」のある家庭に
   「運命」は磨かれてゆくのである

『真実の光・神示 平成26年版』12ページ