No. 1146

悩み苦しみが尽きない20年
その根本原因に気付いて
(高知県CT/60代女性/主婦)

信者になって34年。これまで幾つも神の奇跡を味わいながらも、悩み、苦しみが絶えなかった私の人生。実父が他界し、兄弟の相続争いに巻き込まれ、長男は実家に寄り付かず、次男は離婚…。そんな中、長男が、我が家に帰ってきました。ところが、笑うこともなければ、怒ることもない、無気力な表情。「心が疲れている」と初めて気付いたのです。 

自分の生き方に非はなかったか

途切れることのない悩み、苦しみ。「夫と離婚したいと思い続けた45年」ここから振り返らなければならないと初めて気付かせてくれたのが、神の教えでした。 

実は、私は19歳で駆け落ちして結婚しました。それまで大好きだった夫はすぐカーッとなる人で、いつしか私の心は外に向きました。職場では役職に就き、深夜まで仕事。大切な我が子を抱き締めるより、着飾って歩くことばかり考えていた…。そんな45年は、「妻らしくも、母らしくもなかった」「こだわりが強くて、優しさがなかった」と、初めて自分が見えました。 

いつもと違って見えた夫の姿

仕事を終えて帰ってきた夫。その姿を見た時、結婚して45年もたって随分年を取ったな、大切にしなきゃ…といとおしくなりました。今まで見えなかったものが見えた、この小さな心の変化が「神のご守護」、私の人生を大きく変えてくれた「きっかけ」でした。

夫に「疲れてるみたいだね。青汁飲む?」と声を掛けると、うれしそう。口げんかすることもありますが、よく働くし、優しいし。「お父さんのおかげで助かる」と言う日の方が、だんぜん増えました。 

「家族、家族」と言われる理由

長男のことも、夫と2人で気に掛けていく中、心を開くようになり、今では元の元気な息子に戻ったのです。今年のお正月は、次男や孫も呼んで、初めて家族みんなで集まることができました。縁側に七輪を出して、干物をあぶったり、お肉を焼いたり。それが本当に楽しくて、最高の仕合せを感じました。 

神の教えを学んで「家族、家族」と言われると、つらく感じた時期もありましたが、神がなぜそう教えてくださっているのか、今となっては深く理解できます。残りの人生、家族ともっと仕合せを味わえるように、教えを支えに生きていきます。

――我が家族を受け入れる――
 家族を愛し 家族を頼り 共に声掛け 支えて人生歩む
 「神の教え」を学び 我が心(人生)に生かすなら
         人は誰も 家族に思い(心)を向けるもの
――仕合せの基は 和のある家庭――
 この一言「真理」に 「開運」かなえる心の真理(姿)がある
 ゆえに 「教え」を学び 心重なる家族を目指せよ

――我が家族を受け入れる――
 家族を愛し 家族を頼り
     共に声掛け 支えて人生歩む
 「神の教え」を学び
    我が心(人生)に生かすなら
  人は誰も
    家族に思い(心)を向けるもの
――仕合せの基は 和のある家庭――
 この一言「真理」に
    「開運」かなえる
        心の真理(姿)がある
 ゆえに 「教え」を学び
       心重なる家族を目指せよ

『真実の光・神示 平成28年版』34ページ(中略あり)