No. 280

家族の心に寄り添って
縁を深める会話とは?
(岩手県EH/50代女性/主婦)

中学生の娘が、体育祭で使用する応援旗を作成するリーダーになりました。

娘の心が“暗”から“明”に

ある日、学校から帰ってくると、「作業が少し遅れているの…」と、ポツリと話してくれました。以前の私だったら、自分の考えを一方的に話しまくり、押し付けていたところでした。

しかし、神の教えで、人に好かれる条件は「人の話を最後まで聞く、相手の自尊心を傷つけない、相手に温かい関心を示す」と学びました。それを思い出し、まずは娘の話を聞いて、「そうだよね」と共感するように心掛けました。

頑張っている娘の気持ちを傷つけないように、「リーダーの自分が頑張ることも大切だけど、リーダーとして、みんなが頑張れるように応援することも大切だと思うよ」と伝えると、「そうだね」とほっとした表情に。後日、期限内に応援旗を完成できた娘の顔は、輝いていました。とてもうれしかったです。

以前は、「お母さんに心配かけたくない」と言っていた娘が、今は「相談するなら、お母さんが一番。話をよく聞いてくれるから!」と言うようになりました。

夫と心重ね合わせて

単身赴任の夫にも早速報告しました。昔の私は、夫に「あなたともっと話したいのに、なかなか話す機会がない!」と、不満をぶつけてしまうこともありました。しかし、今は自分から時間をつくり、子供たちの進路のこと、学校の出来事などを、何でも積極的に話し掛けるようにしています。

ある時、夫は「子供たちのことは、おまえがいるので安心している」と言ってくれました。夫は無口な性格で、静かにうなずくだけの人ですが、思いが届いたのだと、うれしく思いました。

これからも、家の中で神の「教え」を実践できるように、心掛けていきたいです。笑顔があふれる家庭を目指して頑張ります。