(香川県YS/60代女性/主婦)
私は、できるものなら、夫の両親とは遠ざかりたいと思っていました。お茶を入れる、洗い物、掃除…、これらは嫁の仕事だと思っているようで、夫の姉や妹がお茶を入れようとすると、「いいのよ、そんなことしなくて。嫁がするから」と、義母が言うのです。自分の娘には何一つさせず、私にばかり厳しくて、「ありがとう」の言葉もありません。私も仕方なく嫌々しているうちに、義父母への愛が薄らいでいきました。
しかし、神の教えを学び続けるうちに、「どうせするなら楽しもう」と思うようになったのです。さらに、ある日の授業では、自分の親だけではなく、夫の親も大事にしなくてはいけないと学びました。それからは、「喉、渇きませんか。お茶入れましょうか」など、ささいなことでも自分から話し掛け、気持ちを伝える努力をしています。感情をぶつけられても、おっくうがらずに会話をすれば収まっていきます。今でも「嫁の仕事」は変わりませんが、最近は、感謝の言葉を言ってくれるようになりました。心が通い合うのを感じ、とてもうれしいです。