このたび、心臓に水がたまり、大きな手術を受けました。たくさんの愛に支えられ、乗り越えられたことに感謝でいっぱいです。
娘の支えを感じて安定した心
私は高齢で、体力に自信がなかったので、担当医から手術を勧められても、受ける自信がありませんでした。医師のことも、正直「この先生で本当に大丈夫かしら…」と不安を抱えていました。
そんな私を、三人の娘が一丸となって励まし、支えてくれました。そして、「不安も、体の痛みのつらさも、神に全部打ち明け、心を軽くしていただこう」と決めた時から、全てが丸く収まっていくのを肌で感じました。不思議なくらいに心が穏やかになり、「先生を信頼して、手術に臨もう」と、気持ちが整っていったのです。
手術を機に深まった姉妹の絆
迎えた当日は、これまで支えてくださった方々の顔を思い浮かべながら、手術に臨みました。
首に穴を開けて行う大きな手術は、大成功。当然痛みもあり、体に数カ所傷が残りました。それでも、つらさよりも、家族をはじめ、医師など多くの方に支えられたことへの感謝の方が大きかったです。
何よりうれしかったのは、私の手術を機に、それまで不仲だった長女と次女が向き合い、誤解が解けたことです。先日は、「姉妹三人でランチしてきたよ」と、何とも楽しそうに話してくれました。こんなに穏やかな日が訪れるとは、思いもしませんでした。
「ありがとう」を心から伝える
今、一人でできることは少なくなってきましたが、気持ちは元気です。ケアマネの方やヘルパーさんからも、本当によくしていただいています。その感謝を、心から伝えられる人でありたいと思います。
最近、孫に「おばあちゃん、声が優しくなったね」と言われました。頂いた第二の命を大切に、人のためにお役に立てていきたい。そう思う毎日です。