学生時代、友人とのトラブルがきっかけで重度の対人恐怖症になり、長期入院。退院後も家から出られない日々が続く中、両親はいつも温かく見守ってくれました。
神の館へ両親と共に
ある時、親に誘われて初めて神の館へ。ご神前で神に思いを語っていると、魂が包まれたような感覚が湧き上がり、涙があふれました。気が付くと心が晴れやかになっていたことを、今でも忘れません。その日を機に、教えを学ぶようになりました。
心が前向きに変化!
病状は安定し始め、数年後には行政の支援で仕事ができるまでに。人と関わることは心配でしたが、「縁があった仕事。教えを支えに頑張ろう」と、前向きな心の方が大きかったです。両親も応援してくれました。
苦手と思う人がいても、神の教えから、それは自分の先入観と気付きました。「相手にも必ず長所がある。自分から関わって、出会いを生かせる自分になりたい」と神に語るうち、自然と相手を受け入れる気持ちに変わっていきました。心を磨かせてもらえた出会いに感謝です。
体調不良が感謝の心を呼んで
しかし、「健康な人と同じように働きたい」と頑張り過ぎて体調不良を招き、仕事に行けなくなることもあります。
そんなとき、とことん神の教えに触れることを意識しています。すると、「焦らず自分のペースで、仕合せになればよい。働ける感謝が足りなかった」などと気付きがあるのです。神の教えが、いつも私の背中を押してくれます。
人の支えに生かされている自分
先日、長年見守ってくれているケースワーカーの方が「この数年で随分変わりましたね。感じ方や行動力が全て前進しています。びっくりです」とうれしそうに話してくれました。それを聞いて、両親をはじめ、いろいろな人に支えられて生きているのだと、あらためて気付けました。
以前は自信が持てず、「生きる意味がない」と自分の心をどうすることもできなかった私。神と出会った今、「心が変わると人生が変わる」それを実感する毎日です。