年を重ねるほどに
輝きが増す私の人生
（熊本県ＴＤ／70代男性／団体職員）

信者になって38年、当時の我が身を振り返ってみますと、自分でもビックリするくらい変わったと感じます。友人からも、「人が変わったようだ」と言われます。

神の教えが示してくれた視点

私の性格をひと言で言えば、「こうと決めたら曲げない」。職場では責任者を務めてきたこともあり、思ったことはバンバン言って、ガンガンやる。そうしなければ、進むものも進まないと思っていました。

神の教えから初めて気付いた、「人の意見を聞いて、自分の考えに足していく」という視点。神は、「人の心を大切にする」ことを教えてくださっていると感じた次第です。そんな中、別会社に工場長として出向することになりました。最初は大赤字でしたが、１年後にはトントンになり、その翌年には黒字になっていきました。

周りからは大層感謝されたものの、「部下が明るく、協力してくれたおかげ」と、こちらこそ感謝でした。社員が提案してくれた意見は、どんなに小さなことでも真剣に耳を傾けました。そして、みんなを集め、こういう考え方があって…と話していくと、さらに新たな意見が出ました。「一人一人の心を重ねていく」過程の積み重ねに、結果も付いてきたのだと痛感したのです。

柳のようにしなやかになった心

自分でも、どこでどう変わったのか分かりませんが、ひょっと気付いた時には感じ方が変わっていたように思います。退職した後は、地域には何も貢献してこなかったなあと思い、地区の区長をさせていただくことにしました。

会議をすれば、必ず反対意見が出ます。でも、どの人も村のことを考えて発言してくれていることを実感しました。その心を感じながら話し合いを進めていくと、不思議といつも、「あんたのおかげでまとまった」「お互いけんかせずに済みましたよ」と言っていただけるのです。

気が付くと80歳も目前になり、同級生を見れば、病を抱えている人も多いです。ありがたいことに、私には病気らしい病気もありません。神の教えで心がしなやかになったからでしょうか。気持ちがいつもゆったりしていて、心の健康が保たれているように思います。大きな神のご守護を感じながら、年を重ねるごとに、信者でいられる喜びが増しています。

『真実の光・神示　平成17年版』67ページ（中略あり）