新型コロナウイルスの感染が広がり、母が入所する施設も、面会が難しくなってきました。母を見舞うことが日課の私です。以前ですと、母の心を思って不安な日々を過ごしたことと思います。
穏やかに受け止められて
ところが、面会制限の知らせを受けても、不思議と何の不安もありませんでした。神の教えを学んできたから、穏やかな心でいられたのだと思います。
その後、二度面会の許可が下り、母が寂しくならないように手紙を渡しました。母は、それを何度も読み返したようです。穏やかな声で電話があり、元気な様子が伝わってきて、安心しました。
新鮮な心でメルマガを読むと…
振り返ると、日々の忙しさの中で、私は学ぶことを義務のように捉えていた節がありました。教えを受け止める心が、鈍くなっていたように思います。
でも、最近は、ゆとりが持てています。先日は、早朝に目が覚め、眠れないので、教会からのメルマガに、もう一度じっくり目を通してみました。すると、最初に読んだ時には感じなかった、心の躍動感を感じたのです。気付けば、読み進める楽しさに浸っていました。
その後、教会図書を読みふけっていると、人間と同じように、時代にも役立つ力があるとつかめました。その中で、自分も良さを発揮しながら生きること。教えを、もっと生き方に取り入れたいと思いました。
周りに優しさを届けたい
気付けなかったことに気付く! 分からなかったことが分かる! 知らなかったことを知る! 教えを学ぶことは、何て楽しいのでしょう。
夫は、私が楽しそうにしていることが一番うれしいと言って、にこにこしています。近頃は、二人で庭の手入れをしていて、会話も増えました。
期せずしてできたこの時間、まずは家族に心を尽くします。周りの方々にも優しさを届け、お役に立ちたいと思っています。