No. 220

海外でも学べることに感謝
外出制限中に絆を深めて
(アメリカCO/30代女性/主婦)

アメリカでは新型コロナウイルス感染者数、死亡者数の急増で、仕事も特定職種を除いて在宅ワークに。学校や保育園も休校になりました。

外出制限で疲労が蓄積

我が家は夫、娘(6歳)、息子(4歳)、私の4人家族で、ロサンゼルスにある1LDKに住んでいます。
外出制限措置から約1カ月。アウトドアが好きな我が家では、今まで家族全員が家の中で、こんなに長い時間一緒にいたことはありません。

この狭い空間でどう過ごすか、試行錯誤しながらの生活です。家族の考えはばらばらで、慣れない生活リズムに心身ともに疲労が蓄積。子供たちは夜中に何度もうなされ、目が覚めるようになっていました。

気付いて実行! 結果が吉に

そんな時に、岩手に住む母から送られてきた『実りの光27』を読んで、夫婦の会話不足にハッと気付きました。長時間同じ空間にいて、お互いの様子を伺いながら行動していても、本心は伝わっていませんでした。今まで会話は多い方だったのに、このような状況でできなくなっていることにさえ、気付かなかったのです。

その後は、子供に接するのも、何をするにも夫婦で話し合いながら進めるようにしました。私たちの気持ちが安定すると、子供たちも安心したのか、夜もよく眠り、よく笑うように。今は学校の通信授業が始まり、先生や友達と会話もできて、毎日楽しそうにしています。

ゆったりと穏やかな心で

今、食料品店は入場制限があり、長時間並んで入店します。そこで、自分が買い物に行く際、近所の方々に「必要な物はありませんか?」と連絡を取るようにしました。すると、他の方も同じように聞いてくれ、互いに頼めるようになりました。ささいなやりとりですが、本当に助かっています。

海外で生活していても、通信授業や公式サイト、メールマガジンなどで学べることに感謝しています。心穏やかに、周りにゆったりした空気を広げられる人を目指して、教えの実践に努力を重ねていきたいと思います。