No. 1912

年々募った夫への不満
心が変わるほど大切な人に

(千葉県HY/60代女性/パート) 

子供にもっと声を掛けてほしいのに! 同じ熱量で悩んでほしかったのに! 子育てをする中で募るのは、夫への不満でした。神の教えから「夫婦の心を重ねる」「家族の良いところを見る」と学んでも、「無理」「夫に良さはない」としか思えません。いつしか、夫を頼るとか、信じる心が、私の中からなくなっていきました。それでも、否定も、批判もしていないと思っていた私。しかしある時、夫と意見が違えば、「それは駄目でしょ」と否定し、何だかんだ自分の我を通していたことに気付いたのです。 

母との同居が始まった頃、介護や子供のこと、私の入院など、さまざまな問題が起きました。その時、夫は一つ一つを冷静に判断し、一緒に動いてくれたのです。息子を信じ、一生懸命に心を尽くす姿を目の当たりにして、“心の奥には愛がある”と痛感。いつしか不満が取れていきました。 

否定せずに乗ってみたら…

夫は私と違っていつも冷静で、フラットに物を見られる人。良さに気付いてからは、夫の言うことに、まずは「それもいいかもね」と乗ってみることにしました。すると、結果がいい方向にいくのです。しかも、自分の考えを押し通さないので、気が楽に。夫と心を重ねたい気持ちも湧いてきて、何でも「どうかな?」と相談するようになりました。会話をするにつれ、「それもいいな」「そういう考えもあるんだ」「私の考え過ぎかも…」と思うことが次々…。夫も話しやすくなったのか、思いをたくさん伝えてくれるのです。 

どんどん変わる自分の心

それからというもの、どっしりと向き合う夫の強さと存在感に、どれほど助けられたか知れません。母の玉納奉寿(葬儀)では、何を伝えたらいいか分からない私に、優しくアドバイスしてくれました。そのおかげで、気持ちがまとまり、思いの丈を伝えることができたのです。私が泣いて言葉に詰まったら、そばに来ようとスタンバイまで。夫の優しさにじんとしました。関わるほどに、どんどん頼りたくなって、どんどん好きになっていきました。 

正しい努力をすれば必ず実る

最近では、出掛けた先で、私の服を選んでくれたのです。私の好みではないはずの物なのに、心から「似合う!」と大満足。「そうだろう」と、夫もうれしそうでした。一緒にドラマを楽しみ、たわいのない話で盛り上がるのが日常になりました。“神の教えどおり努力すれば、人は必ず変われる”ことを実感しています。 かつては拒否されていた神の館にも二人で行き、一緒に学べているなんて、夢のようです。

仕合せをつないでいける人生を

先日、娘から「お父さんも、お母さんも変わったね」と言われました。立ち直りが早くなった、ポジティブに捉えられる、一人で悩まないでお父さんに相談する、自分を大切にできるようになった…など、照れてしまうほどの褒め言葉をたくさん。息子も職場で、「うちの両親、仲がいいんです」と話していると聞きました。そして夫からも、「最近、よく笑うようになったね」。これまたうれしい言葉。確かに笑えなかったなあ…。そんな自分が、今は不満ではなく、心が感謝でいっぱいです。この気持ちを忘れず、仕合せを子供たちにつないでいける人生を、共に歩んでいきます。 

「真理」をただただ学び
    生き方に修めていけばよろしい
 我が任(立場)を知って
        家庭で生かしてごらん
 自然と家族の心は
    まとまり 重なり 会話が弾む
 仕合せの輪が広がり
     「六つの花」が芽吹き始める
 「悔いなき人生」手にする人が育つ
       家庭の姿が ここにある

(平成25年7月1日)

※六つの花;神が人としての仕合せを六つの花びらに例えてお教えくださった、基本真理の一つ。夫・妻、男女の子供、健康、職業、生活、希望の六つに恵まれることが、人としての仕合せなのです。六つの花びらは、順にかなっていきます。夫婦が仲良く暮らすと、親子の仲も良くなります。そのような家庭を築けると、健康に恵まれ、人の役に立とうという意欲も枯れません。社会で活躍できるので、生活に困ることもなく、大きな希望を持って人生を歩めます。詳しくは『生命の歩み』84ページで確認しましょう。