(横浜市YH/30代女性/主婦)
神受祭(結婚)を挙げてから1年。それまで遠距離にいたのもあって、結婚当初は、お互いの気持ちが分からないときがありました。夫は、もともと口数が少ない上に、仕事で終電帰りが多く、会話は主に食事中。なのに、疲れからか、「いただきます」も言わずに黙々と食べる姿に寂しさを感じました。私は結婚前、仕事で多くの人と触れていたので、話し相手がほぼ夫一人になったことに戸惑いもあったのです。
初めて気付いた自分の心の癖
加えて、暮らしの中で見えた夫の気になるところ。「まあいいか」と思っていたけれど、目にするたびに心に引っ掛かりが積もります。「仲良くしたいから、伝えにくいけど言わなきゃ」と決心しても、「傷つけたら…」「嫌われたらどうしよう…」と、心も口も重くなるばかり。何とか振り絞って出した言葉と一緒に、こぼれ落ちる涙。それでも夫は、私の話を最後まで聞いてくれました。
話し合いを重ねていたある日、夫が掛けてくれた温かい言葉。「『忙しそうだから…』『体調がよくないから…』と僕を優先してくれるけど、自分を後回しにしないで、君自身の心を大事にしてほしい。泣いてしまうほどため込まず、すぐに言ってほしい」。胸に深く染み入ると同時に、自分の心の癖に気付きました。幼い頃、父が大病をし、忙しくする母に心配を掛けまいと、人を優先して自分の気持ちを後回しにするようになったのです。
通い始めた二人の心
「縁あって一緒になった夫と、心が通い合う夫婦になりたい」と、強く思いました。癖はすぐに直せませんが、こんな私を大事に思い、受け入れてくれる夫のために、「ほっと癒やされる家庭にしたい」。そう考え、祈願して、できることから実践しました。
私は料理が好きなので、夫の好物や体調を考えた食事作りを。「好物の○○だよ」「疲れ気味だから、おなかに優しい食事にしたよ」。いたわる言葉や、どんな思いで作ったかなど、ひと言添えて出すうちに、自然といろいろな話ができるようになっていきました。夫も、「きょうのご飯何かな~。おいしそう! いただきます」と食べてくれるように。さらに、教会図書を一緒に読んで、感じたことを共有するうちに、仕事や人間関係の悩みも話してくれるまでになりました。それまで聞けなかった夫の心を知れて、うれしかったです。
夫婦として歩む自信が持てて
本音を伝え合えると、家庭が心地よい環境に変わりました。おかげで、「この人は必ず受け止めてくれる」と信頼でき、気持ちをため込む前に話せています。夫婦関係の変化によって、夫の仕事にも良い影響が出ています。頼まれると限度を超えて請け負ってしまう、無理な働き方について、上司に相談できたのです。今まで、お守りとして持っていた薬を手放せました。
二人で、「何年分にも思えるね」と言っているくらい濃密な1年でした。これからの方が長い年月ですが、何があっても二人で話し合って乗り越えられると確信できます。そしてもっと、夫婦の絆を深めていきます。
夫婦の会話
互いの「思い」通い合うまで
重ねていようか
我が家の安泰と発展を
手にするために
欠いてはいけない一事と申す
家庭の心は
夫婦仲良く 何でも話し合える
家族の調和に芽吹くと申す
笑顔と会話を
家族一人一人が欠かぬよう
気持ちを開放できる家庭を
つくればよろしい
(平成26年7月27日〈中略あり〉)

