(宮城県TW/70代女性/自営業)
夫は、仕事大好き人間。完璧主義で、自営の会社で一緒に働く私がミスをしようものなら、大声で責め立てます。「人前で怒らなくても」と言っても、「そのくらいしないと直らない」とピシャリ。そんな態度に反感を募らせ、私はどんどん、自分のことを話さなくなっていったのです。
夫以上に頑固な自分が見えて
でも、神示に触れていて、ハッとしました。「夫婦は何でも会話して、感情交流をすることが大切」と、知ったからです。振り返ってみると、私はミスをしても、「こうだったから」と非を認めず、自分を正当化。夫以上に頑固で、語気を強められるのも当然でした。これでは、夫婦の心は平行線のまま。縁が深まるはずがない…。夫への関わり方を変えようと決意したのです。
理解しようと耳を傾けると…
まず意識したのは、夫の話に素直に耳を傾けること。難しい政治や経済の話題など、以前なら、適当に聞き流すだけでした。でも、少しでも夫の考えを理解したい一心で、「どういうことなの?」「何でそう思うの?」と聞いていったのです。見えてきたのは、曲がったことが大嫌いな、正義感の強さ。少しでもみんなが暮らしやすく…と、夫なりに考えている姿でした。
実直な分、仕事では、「お客さまには絶対に迷惑を掛けられない」。情熱を持って、仕事に臨んでいたのです。加えて、私に厳しかったのは、私自身が周囲からの信頼を失わないため。不器用な愛情の裏返しでした。もともと夫は、誰のことも大切に気遣える人。いつも誠実に話を聞き、手助けしているから、しょっちゅう電話がかかってきます。そうした夫の良さが一つ、また一つと見えるほど、指摘されても、素直に謝れるようになりました。ミスも減り、人前で注意されることもなくなったのです。
何でも話せる二人へと変化
いつしか、日常のささいなことも、身内の悩みも、何でも話せる間柄に変わりました。実母に介護が必要になった時は、親身に相談に乗ってくれたばかりか、「今は、全力でお母さんを見てあげよう」と、実家の近くに引っ越しまで…。昨年、私が肺炎で苦しんでいた際は、「おまえが助かるなら」と、信者籍を置いてくれた夫。これほど深い愛情を持っているのに、「また小言を言われたら」「どうせ、こう言われるだけ」と決め付け、壁をつくっていたのは私の方でした。
お互いに歩み寄れるように
肺炎は、薬害性だったことが判明し、すっかり回復。支えてくれた夫には、感謝でいっぱいです。とはいえ、つい、ぶつかってしまうことも。先日も、私の失敗から久しぶりの夫婦げんか。夫はかんしゃくを起こし、部屋から出ていってしまいました。「やってしまった…」と反省し、謝ろうと思ったその時です。部屋に戻ってきた夫が、「今、神様に謝ってきた。すまなかった」と頭を下げてくれたのです。私もすぐに謝り、昔なら、何日も引きずっていたのに、あっという間に仲直り。こんな夫婦になれて、うれしくてたまりません。
最近、朝起きてくると、「おはよう。きょうもかわいいよー」と言ってくれる夫。「かわいいでしょ!?」と返して、笑い合う日々。神が表される「あるべき夫婦の姿」を知らなければ、心が通い合わないままだったでしょう。残りの人生、お互いに悔いを残すことがないように、夫婦の縁をどこまでも深めていきます。
「教え」を学び
「真理」に悟りを得て
心(人生)に生かせる人は皆
相手の気持ちを受け止め
正しい関わりを深めてゆける
「教え」のある家庭に
夫婦の運命は重なり
互いの実体を
「真理」に生きて高めることに
気持ちが向かう
二人の会話も深まり
共鳴 共感し合う人生が
始まってゆく
(平成31年1月13日〈中略あり〉)
※実体;親、先祖から受け継ぐ、気質、体質、性格。また、成長過程で身に付けていく、物の見方や感じ方のこと。実体には、良いものと悪いものとがあります。悪い実体を修正するほど、自分の良さが光り、喜び多い人生を歩めます。詳しくは、『生命の歩み』127ページで確認しましょう。

