(福岡県HI/60代女性/パート)
スーパーでレジや品出しを任され、「定年まで頑張ろう」と働いてきました。ところが、店長が代わった途端、退職者が続出。「やり方が強引過ぎでは!?」「残った私たちにばかり、しわ寄せが!」と不満が募る日々。そんなある夜、突然、呼吸困難に襲われたのです。すぐに収まりましたが、思い当たることは言うまでもなし。これが、「自分の心」を見詰めるきっかけとなりました。
見えてきた「自分の心」
体制変更、トラブル対応のたびに出てくるのが、「上司とはこうあるべき」という自分なりの価値観。私は正義感が強いのです。“はまればよし、はまらなければ駄目”の感覚が、自らを苦しめていました。
他にもハッとしたことが…。今まで長く働けてきたのは、いつも優しく気持ちを受け止めてくれる夫がいて、健康でいられたおかげです。それを当たり前に思うから、不満が出てくるんだな…と。心身の不健康を引き出す「この心を変えたい!」。神の教えを学んでいると、こんな心境になれるんだと実感。ならば、「正しい生き方をしよう」と心が奮い立ちました。
うそのように不満が流れた!
それまでは、店長に挨拶や返事はしても、「私、あなたが嫌い」オーラ全開でした。なので、まずは、心を込めて明るく挨拶することから。たったそれだけで、自分への接し方が穏やかに変わりました。店長だって、仕合せになりたいのは私と同じなんだ。そんな思いが湧いてくると、彼なりの正義で頑張っているのが見えてきて、心にたまっていた不満がうそのように流れたのです。
自分の良さを相手のために
ある時、お客さまから、私の態度が悪いとのクレームが。聞いた時は、私から声を掛けても無愛想だったのに…と腹立たしく感じました。でも、冷静になると、店長の時と同じように、相手の態度にのまれ、対応が素っ気なかったのかもしれない…と、大反省でした。祈願はしていても、困らないように、傷つかないようにと、自分を守ることばかり。そう気付いてからは、“自分の良さを、相手のために役立たせたい”と祈願するようになりました。
役立つ実感がやりがいに
気付くと、相手の態度に一喜一憂することが減って、素っ気ない態度だった人から、「ありがとう」と言ってもらえたのです。同僚からも、「誰にでも明るく接客しているね」と褒められました。「お客さまに温かさを届けたい」という思いが、相手に伝わるのかなと感じます。役に立っている実感が持てて、やりがいを味わっています。
現在も人手不足のままですが、「こうあるべき」の心は出ません。「できることを頑張ればいい」と、明るい気持ちで働けるのです。どんな状況に置かれても、環境や相手の問題ではなく、自分の心次第だなと、つくづく思います。時に“こうあるべき”の性格が出ても、その都度、気持ちを切り替えられるから引きずりません。自分の性格とうまく付き合いながら、相手を包み込めるような温かい接客をしていきたいと思います。
仕事とは
「運命」の力を
出会いを活かすために奉仕する
心の動きと悟るべし
先入観を捨て
損得で相手(ひと)を見ず
ただ出会いを活かす
人間(ひと)を目指す
家族との関わり 全てに感謝し
今日(いま)ある立場に満足し
無心・無欲で
万人・万物と関わって行く
「運命」の力が引き出され
人生の意義を体験できる

