No. 205

祖母としてどう関わるか?
教えで築いた嫁との関係
(青森県ES/50代女性/主婦)

孫が生まれてから、息子夫婦との交流が増え、お互いの家で過ごす時間が多くなりました。「お嫁さんと仲良くなれるチャンス」と、うれしく思っています。

相手の良いところを見詰めて

息子の家に行くと、つい家事の一つにも「こうすればいいのに…」と思ってしまうことがあります。でも、それぞれの家風の中で育った私たちですから、生活習慣の違いがあるのは当然。一番心に留めているのは、息子夫婦の家庭に入り込みすぎないことです。独立したのだから、あれこれ口出しするのではなく、温かく見守ろうと思っています。

教会カレンダーに、「人間関係を良くするには、良いところを見詰める…」という意味の神示がありました。意識していると、お嫁さんのいいところが目に付くようになりました。物を大事にして、食材なども、無駄なく使い、余分な物を買うこともありません。私は、いつもそれを言葉にして褒めています。嫁から教えられることがたくさんあり、感謝しています。

頼られると大きな喜びが

私たちの時代は、子育てで戸惑うことは母や義母に聞いてきましたが、今はネットで何でも検索できる時代。でも、嫁の方から、「こんなときはどうすればいいですか」と電話が来ることもあり、「それは病院に行くといいよ」などと答えています。頼ってもらえることは、大きな喜びです。

教えがなければ、嫁とこのような人間関係を築けなかったと思います。息子夫婦に良い影響を与えられる自分でいるためにも、私も夫と何でも語り合い、もっと夫婦の縁を深めていきます。