No. 1796

疲労困憊の日々が消えて
伸び伸びと働ける今に感謝

(大分県HE/30代女性/看護師) 

看護師として、介護施設で働いています。毎日がやりがいにあふれていましたが、ことしはスタッフの退職や病欠が重なり、業務が倍増。どれほど頑張っても仕事は尽きず、「これからどうなるんだろう…」と疲労困憊(こんぱい)してしまいました。妹からの連絡さえ煩わしく、無視することも。こわばっていく心を、自分でもどうにもできなかったです。 

“こわばり”がほぐれていくと

やっとの思いで足を運んだ偉光会館では、たくさんの気付きがありました。「自分でやった方が早い」「これは終わらせないと」。一人で抱え込んでは、思うように進まないとイライラ。後輩や事務所のスタッフに、「だから何?」「何が言いたいの?」などと返し、随分気を遣わせてしまっていました。妹も「それは、お姉ちゃんの悪いクセだよ!」と言ってたな…。神の館で職員と話すうちに、気持ちがほぐれ、自分を変えていきたいと思ったのです。 

妹の話が長くなりそうなときは、正直に、「きょうは疲れたから、ごめん!」。そんな気持ちで家族と向き合うと、親が気に掛けてくれていたことも見えてきました。不安や失敗談、何でも受け止めてくれる両親。だから、以前、母にだけ打ち明けた話を、父にもしてみたのです。「実はね、前から気になってる人がいるんだ…」と。「そうなんだ、どんな人なの?」。父のひと言にホッとして、ますます会話が楽しくなりました。家族の支えってありがたい。私は本当に恵まれてるな。気持ちが立ち直っていったのです。 

つかんだ「感覚」を職場でも

一人で我慢せず、誰に対しても、どんなことも、自分から声を掛けていく。職場でもそれを実践していきました。ゆとりを持って、素直な心で…と祈願していると、言葉が強くなりそうなときも、「いけない!」と気が付けて、「これお願いしてもいい?」「急いでいるから、後でも大丈夫?」などと返せるように。相手を思いながら、自分の思いを伝える。この繰り返しに、上司への相談、同僚との会話が増えて、チームで動く感覚がつかめてきました。 

思えば、人間関係に悩んだ以前の職場では、「人との関わり」が本当に薄かったです。「自分が頑張れば」と考えて、素直に人を頼れない。そして、周囲に対する言動がきつくなってしまう…。妹の言うとおり、これが私の根本的な課題。もう繰り返さないために、しっかり向き合っていこうと思いました。 

心一つで見事に変わった毎日

あれから数カ月。忙しさは変わらなくても、不思議と毎日が楽しいです。時に同僚の口調が強くなっても、「疲れてるんだろう」と思いやれて、気持ちを引きずりません。利用者さんに対しても、安心して過ごしてもらいたいと、これまで以上に前向きに関われます。ご家族からの「いつもありがとうございます」のひと言は、大きな励み。伸び伸びと働ける今、根本課題を克服できた、自分の心の変化がうれしいです。

神の「教え」を学び
       気付きを得るほど
    人間の心は安定し
         感謝の思いを深める
 感謝の思いが
    「運命」の力を引き出し
  万人・万物との関わりを
            正しくさせる
常に環境を明るくし
   周りの人々の気持ちを大切に
              心を遣う
 「運命」に守られ 導かれた
        人の姿が ここにある
「運命」に重なる心は安定し
   人々に関わる気持ちを強くさせる
 家庭環境も 生活環境も
    全てがかみ合い 好転してゆく

『真実の光・神示 令和6年版』151ページ(中略あり)