No. 1663

人間関係が「苦手」から
ノーストレスに大変化!

(山口県RI/40代女性/会社員) 

子供の頃から、人と話すのが苦手で、人の輪に入ると疲れてばかりでした。家族旅行ですら、「私はいいよ」と参加しないこともしばしば。人と会うことが、憂鬱(ゆううつ)なのです。就職してからも、休みの日は、一人で静かに過ごすのが好き。仕事も自分で抱え込み、その割に「何で私ばかり」と、思いをため込む…。ストレスにさらされた毎日に、潰瘍性大腸炎という病気を引き込みました。

大きな転機の訪れ

そんな私の転機は、4年前、父にがんが見つかったこと。当たり前だった日常が、実は当たり前じゃない。「今まで、親の愛情に甘えて閉じこもっていたけれど、それじゃいけない。家族と触れ合える時間を大切にしよう」と、初めて心が奮い立ちました。

それからは、母に誘われるままに、偉光会館で神の教えを学びました。「人との調和が大切」「仕合せの基は和のある家庭」「仕事とは、奉仕の心」…。一つ一つの教えに触れる中で、自分が見えてきました。一人が好きだからといって、家族や周りの人たちへの関心が薄かった…。「もっと温かい心を持てるように」。そんな決意の芽生えが、さらに大きく私を変えてくれたのです。

家族の話を聞いて、思いを伝える

仕事から帰宅したら、部屋にこもっていた私。まず家族からと思って、夕食のだんらんに参加することに。「お父さん、仕事、どうだった?」「お母さんは、どんなふうに過ごしたの?」。きょうの出来事を聞きながら、自分も会社であったことなどを話しました。すると不思議です。仕事で大変な思いをしても、両親に聞いてもらうだけで、「また明日も頑張ろう」と気持ちが軽くなるのです。

そんなある日、自分を変えるきっかけとなった父のがんに、予想外の展開が。驚いたことに、病巣が小さくなり、消えるという奇跡が起きたのです(『神の実在体験談』〈母親〉)。明るく過ごす私に、両親も「最近、楽しそうだね。すごく変わったよね」と言ってくれました。そのうれしそうなこと! 私の心にも喜びがあふれました。

職場でも自ら声を掛けて

職場での関わりも、大きく変わっていきました。中間管理職として、大変なミッションが来ても、「頑張ろうね」とみんなで話し合って、取り組むことを意識。それまでよりも3倍以上の速さで仕上がりました。仕事のことで悩んでいそうなら、私から声を掛け、気持ちを聞いています。人と関わることが憂鬱だった頃の自分には、考えられません。

心も体も奇跡の好転

心が変わったら、体にも変化が。強い薬も効かず、持って生まれた体質と諦めていたアトピー。気が付くと、ほとんど何もないくらいきれいになっていました。長年苦しんでいた、潰瘍性大腸炎も何と寛解。持病を悪化させていたのは、自分自身の感じ方のせいだった。心とともに、体調も驚くほど好転したのです。

関わることで、こんなにも生きる喜びを味わえるなんて! 人間関係でのストレスが全くないどころか、たくさんの人たちと触れ合えるようになった今、毎日が仕合せです。

仕事に生きがいを感じ
  心身ともに健康を手にする
        人間(ひと)は皆
   心明るく
     人間関係を大切に生きている
神の「教え」に
    「人生の真理」が示されている
 「真理」が 心を豊かに育み
     「真理」に生きるほど
        人・物との縁が深まる
 ますます実体は高められ
  「運命」に導かれ 守られる
       「人生」が始まってゆく

令和6年2月1日 『友輪』341号14ページ