No. 1582

生き地獄からの脱出
取り戻せた夫との関係

(東京都MT/30代女性/美容師) 

出会った彼とすぐに結婚し、その後妊娠。仕合せ真っただ中の私たちに入った亀裂は、ごく小さなことからでした。 

夫の友人が海外から来て、我が家に宿泊することに。妊娠中の寝不足からイライラしていた頃で、ホテルに泊まってもらってほしいと夫に伝えたところ、即座に拒否。妻と子供を優先しないなんて、どういうこと!? 思わず、「私と友達とどっちが大事なの!?」と叫んでしまいました。この一件が心に深く残り、夫を嫌う気持ちが日に日に増していったのです。 

苦しむ原因が見えてきて

大好きで結婚した夫が、こんなに憎く、イラつく存在になるなんて…。そのショックに加え、父の他界などもあり、心身ともにボロボロ。うつ状態に陥り、それが産後も続いて、死をも考えるほど。毎日が生き地獄でした。 

私を心配した母の誘いで、十数年ぶりに偉光会館へ。遠のいていた神の教えを学び始めると不思議…。どれも素直にすっと入ってきて、しかも優しい心になれるのです。さらに、「私は今、何でイラッとしているのだろう」と自分を見詰められ、価値観の違いにストレスを感じていることが分かったのです。自分のルールにない行動を夫がすると、「こうした方がいいのに!」。それに対して夫が、「せっかくやったのに! なら、もうやらない」と捨てぜりふを吐く。自分の思いを押し付けるだけで、やってくれた夫への感謝がなかった…と反省しました。

心がどんどん変わる不思議

娘の3歳のお祝いが近づいた時、いろいろ調べて、「これを着せてあげたい。色はこれが…」と夢中になる夫。そんな姿を母が褒めても、私には“こだわりが強い人”としか思えませんでした。それが教えを学ぶうちに、“子供思いの優しい人”に一転。夫に対する気持ちが少しずつ変わって、穏やかに話ができるようになりました。 

今までは、「こうするから」と一人で決めていた私。ある時、「こうしたいと思うけど、どう?」と尋ねたら、「君がそうしたいなら」と優しく受け止めてくれたのです。どんどん出てくる「昔のように夫と仲良くなりたい」という気持ち。あまりの心の変わりように自分でも驚くほど。「君、変わったよね」。私をちゃんと見ていてくれる夫の存在を、心からうれしく思いました。 

ぽかぽかの温かい家庭を

私が用事で外出する時、「夕飯、何か買って帰ろうか」と言うと、「自分が作るよ」と夫。思いを押し付けず、夫の言葉を素直に「ありがたいな」と受け止められたら、感謝で胸がいっぱいに。こんなたわいのないやりとりも、心がほわっと温まります。イライラすることが減るにつれ、うつと自律神経失調症の薬が弱いものになり、夜もぐっすり眠れるまで回復しました。 

夫は、家族思いの優しい人。私も、もっと優しい妻、母親に成長して、3人でぽかぽかの温かい家庭を築いていきたいです。 

家族とのつながりは
 「教え」のある家庭には
  自然と会話が増えて 深まって行く
 相手の気持ちを受け止め
     我が思いを重ねて言葉を返す
 この繰り返しに 絆が生まれる

『真実の光・神示 平成30年版』144ページ

※この方のお母さまからの「神の実在体験談」も、併せてご覧ください。