No. 1567

自分が変わって手にした
夫との「仕合せ」な日々

(山形県MN/70代女性/主婦) 

結婚して45年。夫とは、会話らしい会話はなく、飛び交うのは荒い言葉ばかり。家事に手を出されると、「私がやるから!」。夫も「じゃあ、もういい!」と、売り言葉に買い言葉…。子供の前でも、「お父さん、何これ!? 違うでしょ!!」と、ないがしろにしていました。 

相手の荒い言葉の原因は… 

何か支えになるものが欲しい…。漠然とした不安から神示教会に籍を置いた私。2年前、時間にゆとりができたことをきっかけに、神の教えを学ぶようになりました。「相手の心は変えられない。自分が変われば、相手が変わる」人間関係をつくる極意を初めて知った時の衝撃。夫が悪いと思っていたけれど、私の心次第で現状を変えられる。そして本当に、夫との関係が劇的に変わったのです。 

不思議と心が穏やかに 

夫がイライラする時は、自分がイライラしている時。「やってしまった」と思った場合は、穏やかな心を求めてすぐに祈願。夫婦げんかになると、何日も口を利かなかったのが、引きずらずに会話ができるまでに。気が付くと、お互いの言葉からトゲが消えていました。 

1年前、母が亡くなった時には、「あなたの理解があったから、悔いなく送れました。ありがとう」と、感謝の思いを伝えられたのです。「俺だって、おまえに両親を見てもらったんだ。お互いさまだ」。そう言ってくれる目には、光る物がありました。そんなやりとりは初めてだったので、うれしさもひとしおでした。 

温かい家庭へと人生好転 

どこに行くにも必ず、「一緒に行くか?」と誘ってくれる。ぶっきらぼうな性格の奥にある、夫の優しさを感じ取れる自分になれました。家の中は穏やかな空気が漂い、「あなたと結婚して仕合せ。あなたじゃないと駄目」「俺もだよ」と言い合える関係に。子供からも、「お父さんとお母さん、最近仲良くね?」と言ってもらえます。 

神の教えが自分を変えて、相手も変わった大奇跡。もし2年前に気付けなかったら、荒い言葉でお互いを責め合う、冷たい秋風が吹くような夫婦のままだったでしょう。 

神は、本当の仕合せは晩年に味わうもの、と教えてくださいますが、私にとっては今がその時期…。夫と会話をして、思いのキャッチボールができることに仕合せを感じるのです。手にできた温かい家庭を大切に、もっと夫と心の交流をしていきます。 

「教え」を心(人生)の支えに生きる
             努力をする
 自然と心(気持ち)は安定し
        物 事の見方が変わる
 相手 状況を変えるのではなく
     自分の心を変えることが必要
 「教え」に生きるほど
     「心」は変わり
         生活環境が好転する

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』128ページ(中略あり)