小学校低学年の子供が、学校で嫌がらせを受けています。友達のことを悪く言う我が子に安心してもらいたくて、つい同調。しかし、これでよいのか迷っています。(30代女性)
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子供の思いをよく聞いて、受け止めることは必要です。しかし、悪口に同調するだけでは、「親も共感してくれたから、人のことを悪く言ってもいい」と思ってしまいます。
子供は、親の生き方を見て、まねしていきます。ですから、神の教えを軸に、「生き方の手本」を示すことが求められます。スポンジのように何でも吸収していく年代だからこそ、親の関わり方が、我が子の性格、果ては人生までも左右していくことを意識して、正しい生き方を示していきましょう。そのためにも、日頃から夫婦で神の教えを学ぶことです。そして、どのようなときも、お互いに本音で語り合いましょう。
何事も、夫婦の意見を一つにまとめて、我が子の気持ちを踏まえて伝えるところに、子供の心は迷うことなく、安定していきます。
一人親の家庭も、会話を通して、家族が思いを伝え合う大切さは同じです。
真実の愛が芽吹き 深まる家庭に
我が子の心(運命実体)は
ますます磨かれ
「運命」に導かれた人生を
我が子は歩み始める
家庭教育の姿(真理)が ここにある
親の任は
我が子の人生を支える
「力(運命)」を枯らさぬように
人生の真実「真理」を
家庭生活に生かして
我が子を育むこと(立場)にある
『真実の光・神示 令和2年版』77ページ(中略あり)
「その友達とどうしたら仲良くなれるか、一緒に考えよう」「自分がされて嫌なことは、人にはしないようにしようね」などと、子供の思いに寄り添いながら、善悪の分別がつくように、導くことです。そこに、自分が味わったつらい思いを糧にして、心の広い、温かい人柄へと育んでいけるのです。