Q 医師によって見解が異なり不安

60代

初期のがんが見つかり、その分野で有名な医師に診てもらえ、「経過観察」と診断されました。その後事情があり、違う病院を紹介されたところ、「若いうちに手術をした方がよい」と言われたのです。丁寧に説明してもらっても、「どうして」と思ってしまいます。(60代男性) 

どのような治療方針で進めるかは、もちろん大切です。しかし、心と体は連動しています。健康を手にするには、いつも穏やかで、周囲への感謝を忘れない「豊かな心」で過ごすことが欠かせません。医師の見解の違いにとらわれて、心がのまれないようにしましょう。 

「豊かな心」は、和のある家庭で育まれます。家族には、不安な思いや迷う気持ちなど、何でも本音で語り、心を支えてもらうことです。すると、気持ちが安定するため、周りの人とも、さらに調和できるようになります。自然と、医療スタッフをはじめ、関わる人々の支えも得られるのです。 

「心」不安に迷い 悩みを抱えて
             健康はない
 家族で「教え」を学び
   「真理」で関わる家庭を
            築いてごらん
 自然と「心」明るくなって
    人との出会いに「夢」が広がる
「教え」に「人生」の気付きを得て
   人との出会いを大切にするほど
  人の実体は引き上げられて
        真の健康を手にできる

『真実の光・神示 令和3年版』93ページ(中略あり)

現在の担当医が手術を勧めるのには、それなりの理由があるはず。「名医の診断と違う」と不信感を持ったり、「どうして」と感情的になったりすれば、医師との信頼関係は築けません。まずは、冷静に、穏やかに、担当医と向き合って、今後の方針を相談しましょう。その際、以前、経過観察と言われたことをはじめ、疑問や不安な点など、きちんと伝えることです。一つ一つ説明を受け、納得しながら決めていけば、安心して治療に臨めます。 

人生を守るのは、「どの病院で、どの医師に治療してもらうか」ではありません。人との出会いを大切に、周りに支えてもらえるような生き方、すなわち、自分の「運命」、生命力に重なって生きることで守られるのです。