(東京都RA/40代女性/主婦)
夫が勤める会社のグループ会社が不祥事を起こしました。借金の負担を分け合うため、冬のボーナスが減るとのうわさでした。ところが夫は、「同じグループ企業として、お互いさま。我が社の経営難の時には、あの会社が助けてくれた。あの人たちに恩返ししないと…」と、ひと言も不満を漏らしませんでした。毎月神の教えを学んでいる夫は、仕事中も心の内を神に訴え、一つ一つ乗り越えているようでした。
ある日、問題のグループ会社の人たちが、我が家を訪れました。居合わせた夫が、「我が社が大変な時に、あなた方の会社に助けてもらいました。ありがとうございます」とお伝えすると、その人たちは目に涙を浮かべていました。そして、「グループの食堂に行くと、雰囲気が悪くて肩身が狭いです。でも、あなたみたいな人がいてくれると分かってうれしいです」と、口々に言ってくださいました。神の教えで生きることがどんなにすてきな感動を生むか、目の前で感じられたうれしい出来事でした。