No. 164

「なぜ、どうして」の連続だった人生が…

(広島県CM/70代女性/パート)

神の教えを学び始めて17年。それまでの私の毎日は、「なぜ、どうして」の連続でした。

夫とは、子供が幼い頃から言い争いが絶えず、離婚。3人の娘は私が引き取りましたが、会話はほとんどなく、娘たちも、私には無関心でした。「なぜこれほどつらい思いをしなくてはいけないの?」「私はこんなに頑張っているのに」と、いつも思っていました。

そのような時、知人の紹介で神示教会に籍を置きました。教えを学ぶ中で気付いたのは、相手に求める思いが強い自分の姿でした。ずっと「相手を変えよう、変えよう」と思っていましたが、自分の生き方を変えなければならないと分かったのです。

娘たちに温かい関心を持ち、ひたすら声を掛け続けていきました。しばらくすると、娘が笑顔で会話してくれるように…。少しずつ、お互いを気に掛け、いたわり合える親子になっていったのです。昨年、がんを患った時は、娘夫婦や孫たちが「みんなで支えるから心配しないで」「安心してね」と口々に励ましてくれ、何の心配もなく治療を進めることができました。

教えを実践しようと努力してきて、今は不思議なほど「なぜ、どうして」と感じることがありません。地獄のようだった人生が180度変わり、毎日が家族や周りの人への感謝でいっぱいです。

自分が変われば、相手が変わる。まずは自分から…という神の教えを心に置き、これからの人生を悔いが残らないように歩んでまいりたいと思っています。