No. 906

迷宮の人生から抜け出す!
気楽に生きられる喜び
(神奈川県SO/60代女性/看護助手)

「生きてるってつらい」。物心ついた頃から、そう思って生きてきました。浮気性の父とヒステリックな母は、包丁が飛び交うほどの大げんかをしていました。やがて父が亡くなると、母の感情の矛先は私へ。容姿も人格も全否定され、母の再婚相手である義父にもいじめられ、家の中に私の居場所はありませんでした。

逃げ込むように結婚して家庭を持ったものの、夫は暴力的な人で離婚。「こんな人生を送るくらいなら、二度と生まれ変わりたくないです」と祈願したことさえありました。その人生が今年、劇的に変わったのです。

心が軽くなって簡単に調和が

「心の歩みnote」に、「きょうの心」を書き記していく中で気付きました。「自信が持てない」「言いたいことが言えない」私はその理由を、「子供の頃から人の顔色ばかりうかがってきたから」「裏切られ続けてきたから」と思ってきました。親や周りのせいにする「曲がった内省」で、自分から迷宮に入り込んでいたのです。

「この人生、このままで終わらせてたまるもんか」と本気で思いました。仕事でも、行く先々で理不尽な思いをしてきた私です。だから「人はみんな敵」。そうやって自分で受け止め方の幅を狭め、自分で「敵」を生み出していました。

自分一人にたくさん仕事を回されても、「きょうは私一人なので手伝ってほしいです」と伝えれば何でもないこと。昔はそれすら怖くて言えませんでした。それが、「正しい内省」ができるようになったら、いとも簡単に言えたのです。相手も受け止めてくれて、心が軽く、軽く、どんどん軽くなっていきました。

「私ってこれでいいんだ」と

物事を悪い方に、悪い方に考えていた心の角がポロッと取れて、面取りできた気持ちです。今は人と話すのが楽しくて、「本来の私っておしゃべりだったのかな?」と、新たな自分まで発見できました。勤め先の病院では、患者さんから「あなたは人気者だよ。周りの空気が違う」と言っていただき、「私ってこのままでいいんだ」と、初めて自信が持てたのです。

地獄にいた私が、天国の入り口に立てた気がします。亡き親、そしてご先祖さまにも、「悔しい思いをして泣くことがなくなったよ」「人生、明るくなりました」と報告できました。「生きてるって楽しい」。今、人生で初めて気楽に生きられています。

運命に重なる心は安定し 人との出会いを深めてゆく
 実体は 肉体に連動するゆえ 心は乱れ 不安に迷う
「教え」を学び 「真理」を心(人生)の支えにできるなら
    実体は高められ 人の心は安定してゆく
 「教え」に生きるほど 知識 体験が生かされ 生きがい多い人生が歩める

運命に重なる心は安定し
    人との出会いを深めてゆく
 実体は 肉体に連動するゆえ
    心は乱れ 不安に迷う
「教え」を学び
  「真理」を
    心(人生)の支えにできるなら
   実体は高められ
      人の心は安定してゆく
 「教え」に生きるほど
    知識 体験が生かされ
      生きがい多い人生が歩める

『真実の光・神示 令和2年版』40ページ(中略あり)