No. 907

上司との関係が劇的に改善
求められる人になるために
(千葉県SM/20代女性/幼稚園教諭)

幼稚園の先生として、大好きな子供に囲まれて、充実した毎日。でも、一つだけ悩みがありました。園長先生との関係です。意に沿わないことがあるとすぐに声を荒げ、先生の言動にみんながぐるぐる振り回されている状態。私も就職してから5年間、ずっとびくびくしていました。

「信者心の基勉強会」が転機に

そんな中、仲の良い後輩から「もう限界。一緒に辞めよう」と誘われました。でも、私の心は動きませんでした。なぜなら、前に保護者の方から、「下の子も先生に担任してもらいたいので、ずっと園にいてくださいね」と言っていただいたから…。

ところが、実際に職員が何人も辞めてしまい、先が不安になりました。そのような時に出席した「信者心の基勉強会」。これが私の転機になったのです。人に求められ、感謝される人生…。供丸姫先生がこういう人生を送ってほしいと、私たちに願われていたと知り、「私、その生き方できてるかな」とふと考えました。

欠けていた心に気付く

「この園に先生がいてよかった」と頼ってもらえる自分になりたい。そのためには、周りがどうこうではなく、自分が精いっぱいやらなければ…。私には「全力で取り組む心」が欠けていたと気付きました。

その数日後、園長先生との継続面談で、「来年も頑張ります」と伝えました。その気持ちにうそも、不安もありません。「期待しているから頑張って」と言っていただいて、がぜんやる気が湧いてきました。

本当に小さなことですが、掃除が終わったら、他の先生方の担当場所を手伝うなど、「これをやれば相手が助かるかな」と思ったら、即、声を掛けています。そうしてちょこっと感謝される喜びは、私にとっては大きいです。前は「あー、手伝っておけばよかった」とこっそり後悔することもあったのですが、今はそれもなくなりました。

頼られる喜びも味わって

ある時、園長先生から、「あなたが計画した発表会は面白いから、頑張って」と褒めていただきました。「ちゃんと見てくださっていた」というのがすごくうれしかったです。園長先生が1年越しで発表会の台本を考えていることも分かり、尊敬の思いが込み上げました。最近は、先生から「どう思う?」と頼っていただくことも増え、緊張せずに意見が言えています。自分でも本当に変わったと感じます。

「先生、大好きー!」と駆け寄ってきてくれる子供たち。「先生がいないと困る」と声を掛けてくださる保護者の方々。この仕事をしていてよかったなーと思います。受け持った子供たちが、私をきっかけに「自分も幼稚園の先生になりたい」と思ってくれたら、すごくうれしいです。

「教え」を学び 「真理」に悟りを得るほど
    人間は 「運命」の力を世(社会)に奉仕する人を目指す
 目指すほど 「心(運命)」は磨かれ
    万人 万物を優しく包み 受け入れる心(実体)が芽吹いてゆく
 この時 人の心は 「奉仕」に生きている
 ――「運命」の力が引き出され 多くの人々に愛され 信頼される人(存在)――
 仕事の「真理」に生きる人の心(人生)が ここにある

「教え」を学び
    「真理」に悟りを得るほど
  人間は
    「運命」の力を
      世(社会)に奉仕する
        人を目指す
 目指すほど 「心(運命)」は磨かれ
    万人 万物を優しく包み
      受け入れる心(実体)が
        芽吹いてゆく
 この時 人の心は
    「奉仕」に生きている
 ――「運命」の力が引き出され
     多くの人々に愛され
      信頼される人(存在)――
 仕事の「真理」に生きる
    人の心(人生)が ここにある

『真実の光・神示 令和2年版』41ページ