6歳で舞台演劇の世界に引き込まれ、この道一筋。今は夫婦で劇団を経営しています。そんな私が信者籍を置いたのは、10年ほど前のこと。妻は真剣に神の教えを学んでいましたが、私は「これができたら身にはなるだろうな」くらいの感覚でした。
真理と逆行していた自分に衝撃
順調だった経営は、コロナ禍で一変。年間120以上行っていた公演が全て中止。途方に暮れた私の心に、「六つの花びら」の神の教えがすっと入ってきました。仕合せの土台は家庭。「男は仕事。それで養うことができれば、家族は仕合せだろう」という自分の考えを、根底から覆された思いがしたのです。
我が家に目を向けると、いつもの妻がまるで違って見えました。朝から晩まで子供たちのこと、劇団のこと、あちこちに心を砕く姿。仕事仕事で、お客さまを喜ばせることばかり考えてきましたが、妻のおかげでそこに注力できていたと実感したのです。
まずは、スタッフの「心」に接する。とにかく話を聞こうと、妻と話し合いました。そして、「手始めにここからやろう」とみんなで決めて、みんなで始めた配送の仕事。舞台に立って人から拍手をもらう…、それが当たり前になっていた私たちにとっては、裏方の苦労や思いを知る、またとない経験をさせていただいています。
どこまでも「心」に目を向けて
コロナ禍で歩みが止まった…という感覚はありません。これまで全力疾走だったのが、歩くペースに変わっただけ。周りには、初めて見る景色が広がっていました。
公演の機会が増えてきた今、これまで以上に感じる人の「心」。舞台から見えるお客さまの表情は、笑顔あり、無表情あり…とさまざまですが、そこには見えない「心」が確かに息づいています。その一人一人の心に勇気や元気を与えるのが、我々の仕事と自負しています。
お客さまから、「実は命を絶とうと決めていました。でも、きょうのお芝居を見て、生きる元気が出たんです」とお声を掛けていただいた日のことを、今も忘れられません。舞台の仕事は、自己満足になりやすい面もあるからこそ、いつ何時でもお客さま目線で。今や神の教えは、私にとって、なくてはならない人生の軸そのものです。
※既に公開中の、この方の奥様からの「喜びの声」も、併せてご覧ください。
「教え」を学び 「真理」で社会の姿(真実)を見詰める自覚を持つ
この思いが身に付くほど 人の心は安定し 環境変化に「気持ち」のまれることがない
「教え」を「人生」支える軸に据えて 日々歩んでごらん
焦る気持ちは芽吹かず 奉仕に「生きる」人生の軸が持てる
人 物との出会いを生かし 互いに支え 補い合う関わりが持てる
運命が導く「人生」を歩む人は皆 「真理」を「人生」の支えに生きている
「教え」を学び
「真理」で
社会の姿(真実)を見詰める
自覚を持つ
この思いが身に付くほど
人の心は安定し
環境変化に
「気持ち」のまれることがない
「教え」を「人生」支える軸に据えて
日々歩んでごらん
焦る気持ちは芽吹かず
奉仕に「生きる」人生の軸が持てる
人 物との出会いを生かし
互いに支え
補い合う関わりが持てる
運命が導く「人生」を歩む人は皆
「真理」を
「人生」の支えに生きている
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』20ページ(中略あり)