(沖縄県ST/60代女性/主婦)
娘は、市役所で勤務しています。先日、市長との座談会があったそうです。市長の「この頃、不登校の児童の問題が多いようでね」との発言に、娘は「実は、私も小学生の頃そうでした」と話したとのこと。市長に「全然そう見えないね。どうやって乗り越えた?」と聞かれ、「母が諦めずに向き合ってくれたから」と返したそうです。
私は、涙が出るほどうれしかったです。「あなたもよく頑張った」「家族や先生、友達…、みんなに支えられたよね」「感謝を忘れてはいけないね」と、家族で口々に語りました。
その後、娘に「不登校の話をして、職場で周りの目が気にならない?」と聞くと、「何を言ってるの、母さん。私が頑張っている姿を、不登校で悩んでいる子供たちに見てもらいたいのよ」と自信たっぷりの答えが。母親として恥ずかしくなりました。「そうだね。あなたの姿はみんなの励みになるね」と伝えつつ、娘の成長を実感し、誇りに思いました。
こうして乗り越えられたのは、つらい心の内を神に訴え、教えを学んでは家族で共有し、支え合ってきたからこそ。あの経験があったから、今があるのだと思います。神への感謝とともに、ますます和のある家族を意識していきます。