No. 117

接し方を変えて親子関係が好転

(香川県MY/70代女性/主婦)

子供との向き合い方で悩んできました。会話といっても子供の不平、不満を聞いたり、ただ一日の予定を話したりする程度で、心が通い合わない寂しさを感じていたのです。

そんな中、兄弟が体調を崩し、生活の面倒を私が見ることになりました。「自分の家庭のことでいっぱい、いっぱいなのに、とてもできない」と思いました。行政に相談したものの解決せず、悩む一方でした。

神の館で教えを学び、自分を振り返りました。そのうちに、私は「自分で何とかしよう」「私が頑張らないと」という思いが強かったと気付いたのです。子供にも厳しい口調で接し、話も本心から耳を傾けて聞いていませんでした。

「自分を変えたい」と本気で教えを学び、神に思いを語っていきました。自分が負担に感じていることを子供にも素直に話し、頼ってみると、少しずつ協力してくれるようになったのです。行政との話し合いも、不思議とスムーズに進んでいきました。

今は、我が子の話に「それはつらいね」「大変だったね」と、心から共感できる私がいます。以前は愚痴ばかりこぼしていた子供が、「相手にも事情があったのかも」などと受け止め方が変わってきて、本当に驚きました。和やかな会話ができるようになったことをうれしく思います。

自分の心の動きが、良くも、悪くも周りに影響を与えることを実感しました。家族と楽しく過ごせるように、神の教えを心の支えにしていきたいと思います。