No. 99

「明るくなった」と言われる自分に

(京都府KS/50代女性/パート)

我が子が自閉症と診断されてから、子供中心の生活を送ってきました。落ち着きのない子供からは常に目が離せず、学校や将来のことで不安になるたびに、何度神の館に足を運んだか知れません。

そんなある日、子供の問題は、夫と気持ちを分かち合って考えることが大切と、神の教えを通して確認しました。私は、夫に声を掛けることもなく、一人で何とかしようとしていたことに気付きました。「仕事で忙しい夫に言うのは悪いから…。それに、あまり協力的じゃないし…」そう思い込んでいたのです。でも、夫婦で心を重ねることが何より大切と分かり、一つ一つ夫に声を掛け、相談しながら進めるように。私がいろいろなことを話すうちに、夫も仕事のことなどを話してくれるようになり、気が付いたら、何でも話せる夫婦になっていました。おかげで、精神的に随分楽になりました。

今、子供は障害者雇用のパートとして、不器用でも、真面目に一生懸命働いています。状態も安定してきました。そうした我が子の成長を、夫と共にうれしく見守っています。

神示教会で教えを学ぶうちに、周りから「明るくなったね」と言ってもらえるほど変わった私。今後も不安や迷いを抱えることがあるかもしれませんが、神の教えを生かして、明るく乗り越えていきたいと思っています。