No. 95

自分の役割を知って温かい家庭に

(秋田県RK/60代女性/主婦)

孫が幼い時に息子が離婚し、今は私たち夫婦と息子親子、私の母の五人で暮らしています。家族全員が孫の成長を楽しみに、寂しい思いをさせないようにと奮闘してきました。無事に成長し、やがて神示教会で行っている青少年向けの勉強会に出席するように。おかげで、私自身も神の教えを学ぶ意識が高まりました。

そんな中、勉強会に出席し、家族には、それぞれ家庭の中での立場と役割があるということを強く意識し始めたのです。息子は仕事から帰るのが遅く、私たち夫婦が中心になって孫の面倒を見てきました。しかし、親はあくまでも息子です。孫は私に何でも話してくれますが、それで満足してしまっては、孫と息子との接点が薄くなってしまいます。そこで、祖父母の立場でしっかり孫を見守りながら、親である息子を応援していく姿勢に切り替えたのです。しばらくして気が付いたら、孫は以前にも増して父親が大好きな子になり、親にいろいろなことを話しています。息子も、父親らしく責任のある顔つきに変わりました。

二人がお風呂で楽しげに話す声を聞いて、夫や母と「仕合せだね」と心から語らっています。これも神の教えを学び、それぞれの立場で家族を支え、信じ、互いの思っていることを話し合えるようになったおかげです。これからもっと和のある家庭にしていきたいと思います。