No. 84

人間関係を良くするこつを知って

(静岡県AS/60代男性/会社員)

人と関わることが大の苦手だった私。家族関係すらうまくいかず、離婚してしまいました。そんな私をいつも気に掛けてくれる知人がいて、その温かさに、かたくなだった心が動かされていきました。そして、その人に誘われて、神の教えを学ぶようになったのです。

学ぶほどに心の過ちが見えてきて、「今まで何ともったいない生き方をしてきたのか…」と目が覚めました。教えには、人間関係を良くするこつがちりばめられており、職場や周りの人との関わりで生かしました。すると、相手に喜ばれ、声を掛けられることが増え、自分もうれしくなったのです。「お役に立ちたい」という気持ちで皆さんと接するうちに、人間関係がどんどん広がっていきました。今、地域で民生委員をしていますが、本来の自分だったらあり得ないことです。

家族とのつながりがどれほど大切かにも気付き、それまでの接し方を猛省しました。「今からでもできることをしよう」と思い、別れた妻や子供たちに連絡を取り、時には食事に誘うなど、縁を深める努力を重ねたのです。離れて住んでいても、心の距離は近づいたと感じます。

教えがなかったら、人との関わりを避け、孤独な人生を歩み続けていたかと思うと、感謝でいっぱいです。